国土交通省
 ディーゼル車の使用過程車に対する新しい排出ガス検査の
 実証試験を開始します。

 −自動車検査場にオパシメータ、シャシダイナモメータを試験的に導入します。−
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平成15年10月17日

<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部環境課

(内線42524)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、自動車検査独立行政法人の協力のもと、平成15年10月20日(月)より京都南自動車検査場において、使用過程ディーゼル車を対象として、黒煙やこれまで検査時に測定していないNOx等について、自動車の走行実態に即した新しい排出ガス検査の実証試験を下記のとおり開始します。

 この実証試験は、大都市地域を中心とした厳しい大気汚染の状況を踏まえ、使用過程ディーゼル車に対する排出ガス対策を強化するため、現在の無負荷条件で黒煙のみを測定する排出ガス検査を改善することを目的としております。
 具体的には、簡易型のシャシダイナモメータを用いた実走行に近い負荷条件のもとで、より低レベルの黒煙を測定することが可能となるオパシメータ(光透過式黒煙測定器)等を使用して、黒煙やNOx等の検査データを収集します。このデータは、使用過程ディーゼル車の排出ガス浄化対策として有効な新しい排出ガス検査手法を開発するにあたり、その実用性や規制値等の検討に活用します。

 今回の実証試験は、平成16年度まで継続して実施する予定であり、600台以上の検査データを収集することを目標とします。


別紙 ディーゼル車の新しい排出ガス検査手法(案)PDF形式

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