港湾を核とした静脈物流システムの構築に向けた官民の取り組みについて～リサイクルポート推進協議会の会員募集の開始～

平成１５年３月１３日

＜問い合わせ先＞

港湾局環境・技術課

　環境整備計画室

（内線46652､46674）

TEL：03-5253-8111(代表)

　国土交通省港湾局では、「リサイクルポート構想」として、海上静脈物流を使った全国規模での広域的なリサイクル資源の循環システムを構築するとともに、それらリサイクル資源をもとに港湾へのリサイクル産業の立地を促進し、港湾を静脈物流とリサイクル産業の拠点（リサイクルコンビナート）とする施策を進めています。

　このリサイクルポート構想の事業化をさらに推し進め、循環型社会の実現に貢献していくためには、国や地方自治体など官側の施策の充実だけではなく、港湾インフラ、静脈物流と既存産業の転換やリサイクル産業を組み合わせた新たなビジネス・モデルの構築などにおける、官民のパートナーシップのさらなる強化が求められています。

　かかる背景から、鉄鋼、セメント、物流、各品目毎のリサイクル企業やリサイクルポートに指定されている港湾管理者（地方自治体）等が、リサイクルポート構想を推進するための官民共通のプラットホームとして、「リサイクルポート推進協議会」（任意団体）を設立する運びとなり、今週より、産業界、自治体（リサイクルポートの地元市町村）に対しての会員の募集を開始しました。（別添の設立趣意書参照（ＰＤＦ形式））

　同協議会は、平成１５年４月中旬には、設立総会を開催し、その後、Ｗｅｂサイトによる情報発信や会員間の情報交換、セミナーの開催などを行っていく他、設置される部会毎に、静脈物流と環境産業を組み合わせた新たな事業・ビジネスのコンセプトづくりやそのための技術開発、国際静脈物流システムの構築などの検討に取り組んでいく予定です。

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