平成15年2月3日 |
<問い合わせ先> |
航空局飛行場部管理課 |
(内線48201) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
(1) 空港の夜間運用の増加(全国の空港の約7割(平成14年度))や計器着陸システム(ILS※)に対応した航空機の普及(主要航空会社で100%(平成14年末現在))に対応した空港整備を推進する。
(2) 霧等による低視程時における旅客の利便性を増進させるため、投資効果等を勘案しつつ、より高度なILS(CATV)に対応した空港整備を推進する。
※ ILS(Instrument Landing System)とは、計器着陸システムのことで、着陸する航空機に対して空港に設置されたILS地上施設から、進入方向と降下経路を示す二種類の誘導電波を発射し、パイロットは視界が悪い時においても、ILSの電波を受信し機内の計器を見つつ操縦することにより、所定のコースに沿った安全な着陸を可能とする施設である。
システムの精度により、カテゴリーT(CATT)からカテゴリーV(CATV)まであり、例えば、CATTの場合は、地上60mまで降下した時点でパイロットから滑走路や灯火が見えない場合には着陸できないが、CATVの場合は、地上での視界が最低限確保できれば着陸できる。
(1) 照明施設及び無線施設用地(ILS施設用地)の位置付けを附帯的な施設から基本的な施設に変更し、その整備を促進する。(第二種A空港※の場合、国が2/3負担)
(2) 地方空港管理者によるCATV化のための空港施設整備を地方単独事業で実施できるようにする。(国は40%の補助が可能。)
※第二種A空港とは、主要な国内航空路線に必要な飛行場のうち、国が設置管理者であるもの。
閣議 平成15年2月4日(火)
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