国土交通省
 第5回 航空交通管制情報処理システムのフェイルセーフの
 あり方等に関する技術検討委員会(審議概要)

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平成15年10月31日
<問い合わせ先>
航空局管制保安部保安企画課
管制情報処理システム室

(内線51184)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  日時 : 平成15年10月30日(木)15:00〜17:00
  場所 : 航空会館 701号会議室

  1. 次期システムのフェイルセーフ対策の概要について
     事務局より、次期FDP(飛行計画情報処理システム)及び次期RDP(航空路レーダー情報処理システム)のフェイルセーフ対策について、以下の点を主に説明を行った。
    • 現行システムのフェイルセーフ対策の拡充。
    • ハードウェアにおける二重化の強化。
    • プログラムの変更に際して新プログラムで障害が発生した場合に、旧プログラムに戻しても、リカバリデータ(それまでに処理したデータを再起動用に保持しているもの)を引き継ぐこと。

  2. 次々期システムのあり方について
     事務局より、次々期システムにおけるアーキテクチャーのイメージについて説明を行い、意見交換を行った。主な意見は次のとおり。
    • ハードウェアの議論よりもソフトウェアの議論が重要である。
    • 航空管制の特殊性に注目すべきである。

    ・次回委員会は、来年2月下旬(予定)に開催することで了承された。


別紙

委員名簿

委員長 浅野正一郎 国立情報学研究所 教授
委員 飯塚 悦功 東京大学 教授
東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻
委員 中川 裕志 東京大学情報基盤センター 教授
委員 喜連川 優 東京大学生産技術研究所 教授
委員 橋爪 宏達 国立情報学研究所 教授
     
オブザーバ 白川 昌之 独立行政法人 電子航法研究所 管制システム部長
藤森 武男 独立行政法人 電子航法研究所 航空システム部長
大東 順三 日本電気株式会社 航空管制システム本部
第三システム部 部長
丸田 昌宏 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 第一公共システム事業部
ATC担当 部長
田中 康幸 三菱電機株式会社 システム統括部 システム第二部
航空システム課 航空管制システム統括
吉田 宏明 富士通株式会社 第三システムインテグレーション事業部
第二官庁システム部長
戸次 圭介 株式会社日立製作所 情報制御システム事業部
交通システム本部 主任技師
中野 康彦 ソフトウエア興業株式会社 常務取締役 営業本部長
(兼)第1システム事業部統括部長
     
事務局 岩崎 貞二 航空局管制保安部長
谷  寧久 航空局技術部運航課長
蒲生  猛 航空局管制保安部保安企画課長
近藤 信行 航空局管制保安部管制情報処理システム室長
大喜多正明 航空局管制保安部システム開発評価・危機管理センター 所長
江原 信太 航空局管制保安部管制課長
高橋 和弘 航空局管制保安部運用課長
武田 洋樹 航空局管制保安部無線課長
鈴木 明雄 東京航空交通管制部長

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