平成16年2月6日 |
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2月3日、ラオス・ビエンチャンにおいて、下記のとおり、第3回アセアン+3観光大臣会合が開催され、別紙1のとおり、共同声明が採択されましたので、お知らせします。
記
日本からは、洞国土交通審議官他が出席
(各国首席代表は、別紙2のとおり)
別紙1
第3回アセアン+3(日中韓)観光大臣会合
(2004年2月3日、ラオス・ビエンチャン)
メディア向け共同声明(仮訳)
第3回アセアン+3(日中韓)観光大臣会合が、第7回アセアン観光大臣会合及びアセアン観光フォーラム2004に併せて、2004年2月3日、ラオス・ビエンチャンにおいて開催された。ソンポン・モンゴンヴィライ ラオス首相府大臣兼ラオス政府観光局長が議長を務めた。
各大臣は、観光産業を一層後押しし、アセアン及び日中韓間における観光交流の拡大を促進する旨のアセアン+3(日中韓)首脳会議における決定の実行を支援する旨表明した。
各大臣は、世界の観光の状況とアセアン及び日中韓の最近の観光の発展に関して意見交換を行った。また、SARSやテロリズムとの闘いにおいて成果の多い協力ができたことに満足であることを表明した。さらに、SARSや他の伝染病を防止するために努力を続けていくことに合意した。
各大臣は、アセアン及び日中韓への訪問観光客数の最近の傾向に対して歓迎の意を表した(2003年にアセアンへ訪問した外国人観光客数のうち日中韓からの観光客数が20%に達している。)。東アジアにおける観光交流、社会的相互交流及び緊密な経済的結合を実現するための手段として、アセアン+3の枠組みの中で地域の観光協力を続けることの重要性を強調した。
各大臣は、これまでの進捗状況を検討し、特に、共同プロモーション及びマーケティング、観光投資並びに人材育成の各分野において、協力関係を強化する旨のアセアン+3政府観光機関会合の勧告を承認した。各大臣は、上海で2004年5月にワークショップを主催する旨の中国の申し出、日本アセアンセンターを通じた効果的な協力プログラム、並びに、アセアンとの協力を一層強化する旨の韓国の確約を歓迎した。
各大臣は、政治的混乱、テロ活動、経済危機、自然災害、公衆衛生問題のような不測の事態に効果的に対処するため、十分調整された効果的な情報交換メカニズムによる活動をアセアン+3観光連絡チームを通じて強化していくことに合意した。SARSや他の伝染病への対応及び拡大防止を目的とする早期警告システムの強化に対し、全面的に支援することに合意した。
別紙2
第3回 アセアン+3(日本、中国、韓国)観光大臣会合
各国首席代表リスト
ブルネイ | : | アブドゥル・ラーマン・ダイブ 産業天然資源大臣 |
カンボジア | : | ベン・セレイブス 観光大臣 |
インドネシア | : | イ・グデ・アルディカ 文化観光担当国務大臣 |
ラオス | : | ソンポン・モンコンヴィライ 首相府大臣兼政府観光局長 |
マレーシア | : | ハジ・シーク・ファジール 文化芸術観光大臣 |
ミャンマー | : | ティエン・ザウ ホテル・観光大臣 |
フィリピン | : | オスカー・パラブヤブ 観光省次官 |
シンガポール | : | ビビアン・バラクリシュナン 貿易産業大臣 |
タイ | : | ソンタヤー・クンプルーム 観光・スポーツ大臣 |
ヴィエトナム | : | ファン・トゥー 国家観光局副局長 |
アセアン | : | オン・ケン・ヨン 事務局長 |
中国 | : | 張 希欽 国家旅游局副局長 |
日本 | : | 洞 駿 国土交通審議官 |
韓国 | : | 申 鉉澤 文化観光部企画管理室長 |
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