国土交通省
 「第2回日・ASEAN交通政策ワークショップ」(次官級会合)
 の結果について

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平成16年8月11日
<問い合わせ先>
総合政策局国際業務室
(内線25906)
総合政策局国際建設室

(内線25803)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 わが国とASEANとの交通分野における連携を推進するため開催された「日・ASEAN交通政策ワークショップ」において、重要政策課題や交通連携プロジェクトに関する討議が行われましたので、その結果をお知らせします。

  1. 日時等

    日時:2004年8月10日(火) 10:00〜17:00
    場所:赤坂プリンスホテル(千代田区紀尾井町1−2) 別館5階ロイヤルホール
    出席者: 日本側:春成大臣官房審議官他
          ASEAN側:各国代表者(交通担当省の次官・局長級)及びASEAN事務局(別紙)

  2. 主な討議・合意事項

    1. 重要政策課題(国際物流及び交通セキュリティー)
      1)国際物流
        国際物流は国や地域の経済成長を支える基盤をなすものであることから、広域的な政策協調の重要性を確認。このため、1ボトルネックの解消に向けた日ASEAN物流改善計画の策定、及び22005年秋に物流大臣会合を開催する方向で検討を進めることを合意。(わが国は、同大臣会合において、東アジアにおける均一な物流環境の構築に向けた行動計画を盛り込んだ共同宣言の採択を目指す。)

      2) 交通セキュリティー
        G8、APECなど世界的な交通セキュリティーに対する意識の高まりの中で、日ASEANにおいても、航空、港湾、海事の各分野での交通セキュリティー対策に関する広域的な連携による取組みの重要性を確認。このため、既存の海事セキュリティー(港湾・船舶)プロジェクトに加え日本提案である航空セキュリティープロジェクトを承認。

    2. 交通連携プロジェクト
      1)既存プロジェクト
        日ASEANの船員政策に関する協調を推進するため、船員政策専門家会合(本年11月、東京)の開催を決定。
      鉄道事業再生のガイドライン策定のため、「アジア地域都市鉄道プロジェクト整備・再生事業共同調査委員会」(本年8月26−27日、横浜)の開催を決定。

      2) 新規プロジェクト
        航空セキュリティープロジェクトを承認(上記(1)−2)参照)。第2回「日・ASEAN交通大臣会合」に向けた準備会合として、航空セキュリティー会合(本年10月、東京)の開催を決定。

    3. 今後の予定
      本ワークショップの結果を踏まえ、第2回「日・ASEAN交通大臣会合」(本年11月予定、プノンペン)において、1重要政策課題、2交通連携プロジェクトの進捗状況等について討議される予定。

      (以上)


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