国土交通省
 災害時緊急水上輸送システムの実証実験について
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平成16年9月22日
<問い合わせ先>
総合政策局技術安全課

(内線25615)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1. 災害時緊急水上輸送システムについて
     阪神大震災においては、陸上輸送が途絶した状態において船舶輸送が大きな効果を発揮しましたが、港湾施設の損壊のため物資の荷揚げは困難を極めました。この教訓を踏まえ、災害時の物資輸送の拠点として、海上防災拠点の開発や内陸河岸防災拠点の整備等が、既に進められていますが、これらを連携させ、適切に機能させるための輸送システムについては未検討です。
     この状況を踏まえ、災害時緊急水上輸送ネットワークを構築するため、ITを活用して災害状況の迅速な把握や緊急輸送を可能とする緊急輸送システムの開発を行い、災害時の初動対応の円滑化を図ります。

  2. 実証実験の目的
     本実験は国土交通省が平成13年度〜本年度に亘り実施中の「災害時緊急水上輸送システムに関する研究開発」の一環で実施するものであり、その成果を、広く国民、自治体、マスメディアに公開するとともに実際の状況下において稼動可能であることの検証を目的としています。

  3. 概要
     開催日:9月27日(月)
     場所  :お台場桟橋及び東京運輸支局(青海庁舎)
                 (東京都江東区青海2−56 東京港湾合同庁舎)
     実施内容(別紙1参照)
      1マルチビームソナーによる航路内海底障害物探査デモ実船実験計画
      2リアルタイム情報に対応した水上輸送最適化システムの実船実験計画
     スケジュール
       8:30〜 9:30  リアルタイム3次元測量実験システム搭載船の公開
      10:30〜11:30  リアルタイム情報に対応した水上輸送最適化システムの公開
      10:00〜15:00  実船実験・計測
      15:00〜17:00  災害時緊急水上輸送システム研究会
     実験実施
      (独) 海上技術安全研究所
      (社) 海洋産業研究会

    なお、当該実験は、関東運輸局海事振興部船舶産業課による「河川モニター総合運航試験」と合同で実施するものです。(別紙2参照)

    〇「災害時緊急水上輸送システムの実証実験」に関する問い合わせ先
         国土交通省 総合政策局 技術安全課  湯川
         代表TEL 03-5253-8111(内線25615)、直通TEL 03-5253-8308

    〇「河川モニター総合運航試験」に関するお問い合わせ先
         関東運輸局 海事振興部 船舶産業課  児玉、山中
         直通TEL 045-211-7223


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