国土交通省
 東京23区の路上工事における「問合せ番号」及び
 「不人気投票」について
 〜開始後1週間の集計結果〜

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平成16年12月9日
<問い合わせ先>
道路局国道・防災課

(内線37812、37852)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 東京23区内の国が管理する国道(直轄国道)を対象として、平成16年11月 27日(土)から、路上工事の「問合せ番号」の導入と「路上工事不人気投票」を開始しました。開始後1週間の集計結果(11月27日(土)〜12月3日(金))をとりまとめましたのでお知らせします。

(1)「問合せ番号」を使った路上工事情報検索アクセス数と不人気投票件数

(2)「路上工事不人気投票」の状況
 今回の不人気投票は、直轄国道上の工事のみを対象としており、23区内全体の工事の実態を反映したものではありませんが、投票の内訳は次のとおりです。

(3)今後の取り組み等

    ※集計結果は、下記のサイトでご覧いただけます。
      【パソコンの場合】   http://www.ktr.mlit.go.jp/michi/
      【携帯電話の場合】  http://www.kouji.go.jp
      (1週間毎に集計結果をホームページ等で公表の予定)


  1. 「問合せ番号」を使った路上工事情報検索アクセス数と不人気投票件数
    • 「問合せ番号」を使った路上工事情報検索は、ホームページと携帯サイト合計で17,876件のアクセスがありました。(1日あたり2,554件)
    • このうち、「路上工事不人気投票」の投票件数は、284件でした。(1日あたり 41件)
    • なお、期間中の工事件数は、道路補修工事152件、占用企業工事269件、合計421件でした。

    <路上工事情報検索アクセス数と不人気投票件数>
    路上工事情報検索アクセス数と不人気投票件数

    <期間中の工事件数>
    期間中の工事件数

  2. 「路上工事不人気投票」の状況
    (1)工事実施者別の工事1件あたりの投票件数
    • 工事1件あたりの投票件数を工事実施者別に見ると、首都高速道路公団が4.7件で最も多く、次いで東京メトロ3.8件、NTT東日本3.6件となっています。

    工事実施者別の工事1件あたりの投票件数

    工事実施者別の工事1件あたりの投票件数

    (2)個別の工事別の投票件数

    1個別の工事別の投票件数

    • 今回の不人気投票は、国が管理する国道(直轄国道)上の工事のみを対象としており、必ずしも23区内全体の工事の実態を反映したものではありません。
    • 投票件数を個別の工事別に見ると、首都高速道路公団が国道246号で実施している「道路高架橋の基礎を設置する工事」(8301:0032)が24件と最も多くなっています。
    • 以下、首都高速道路公団、東京電力、東京都水道局、NTT東日本、東京メトロ、国土交通省国道事務所、東京都下水道局が実施している工事の順となっています。

    個別の工事別の投票件数

    総投票件数:284件
    個別の工事別の投票件数

    2個別の工事別の不満の内訳

    • 投票件数の多い工事に対するご不満の内訳を見ると、いずれも、「規制による 渋滞」が多く、工事による渋滞に対するご不満が高いことが分かります。

    個別の工事別の不満の内訳

  3. 「路上工事Gメン」(モニター)や「道の相談室」を通じて寄せられた主なご意見

    (1)路上工事Gメン(モニター)から寄せられた主なご意見等

    【国道における路上工事について】

    • 工事区間が長いのは仕方がないのですが、工事車両の出入にもう少し、気を付けてほしいと思います。無理に割り込まれて危なかったので。

    • 車が直進、右折、左折をするときの案内板が分かりづらい。

    • もう少し手前から工事があっているということを看板で知らせるといいと思う。

    【都道における路上工事について】

    • 毎日、道路の埋め戻しをしている。「埋め戻し」のない工法または手段を使ってほしい。たとえば道路を完全に閉鎖することにより工期が半分になるのではないか?又は道路を一方通行にすることにより工期を1/3にできるのではないか?

    • 工事の進行具合によって車線が、ころころと変わることはしょうがないが、あまりにも路面の段差(デコボコ)が激しく、改善すべきである。

    • いつもかなりの渋滞を引き起こしています。道を1車線にしたりもしていますが、わかりづらく事故を引き起こす可能性もかなりあると思われます。特にバイク等にはとてもあぶなく感じます。

    【その他】

    • 通行止めのため、迂回して欲しいと言われたが、迂回路を聞いても分からないらしく、最終的に「直進しても良いが行き止まりですので、それでも良ければどうぞ」と投げやりになった。誘導する人が道を知らないのは居なくても同じような気がする。今後、どういう迂回をすれば良いのか?と言う問いに明確な答えが出来る人を誘導員として欲しい。

    • 何の工事かわかりにくかった。交通整理の警備員が話をしていて、安全に渡れなかった。

    • この工事が始まって何年になるかはっきり思い出せない位長い。もとより周到な計画が立てられ、工事はおそらく着々と進行しているであろうが、道路を利用する者の感想では、どれ程進んでいるのか定かではない。いつ頃完成予定ということがわかりやすく書いてあると有り難いと思う。

    • 地球環境を大事にしている時代なので、アイドリングストップはあたりまえのことなので、待機車両はエンジンを止めるべきだと思います。

    (2)『道の相談室』に寄せられたご意見等

    • 先日、23区の国道で路上工事の不人気投票が始まるというニュースを見ました。この前、通勤の際、地下鉄の入り口近くでやっている国道の工事現場の看板に番号がついていました。その工事は特に渋滞も無く、問題ないと思いましたが、今後何か気づいたことがあれば、一度投票をしてみたいと思います。ただ、残念なのは、投票が国道の工事だけと言うことです。山手通りなどは、いつも工事をやって渋滞していますが、確か、国道ではないですね。工事の「不人気投票」はなかなか面白い試みだと思いますが、これからは国道だけでなく都道などでもやらないと、意味が薄れるのではないかと思います。

    • 今回の路上工事簡単検索、不人気投票は役所らしからぬユニークな試みで、いいことだと思います。でも、どうして東京23区内に限っているのでしょうか?せめて、東京近郊の横浜、川崎、さいたま、千葉などでも実施すべきだと思うのですが。

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