国土交通省
 JR東日本の事業改善命令に対する報告について
ラインBack to Home

平成16年2月18日
<問い合わせ先>
鉄道局施設課

 (内線40862)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 昨年9月28日に発生した中央線三鷹駅〜国分寺駅間の高架化切換工事における輸送障害及び同年10月6日に発生した京浜東北線大森駅〜大井町駅間の軌道工事における輸送障害に鑑み、同年12月19日付けでJR東日本に対し発出した「事業改善命令」(工事の実施の方法に関する事業改善命令)に対する報告が本日別紙の通り行われました。

 報告の要旨

  1. 請負会社が行う工事についての管理体制の見直し
     試験の実施内容の確認及び工事終了時の安全確認については、軽微なものを除きJR東日本が行う。請負会社が行う場合は、JR東日本が文書により請負会社に指示を行い、文書による結果報告をJR東日本が確認する。

  2. 請負会社に対する施工の指示の適正化
     信号工事に関する請負会社への提示図面の社内承認予定時期を工程表に明記して管理し、社内承認された図面により請負会社へ提示する。また、工程管理及び信号設備の仕様の早期決定を図るため、工事量が増大している東京電気工事事務所及び東北工事事務所の組織体制を強化する。

  3. 工事における試験方法の見直し
     工程管理を確実に行うことにより、切換当日までに試験装置等を使用して事前試験を必ず実施する。切換当日でなければ出来ない配線作業については、JR東日本が配線図の内容を事前に確認する。


 PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
 Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。

アクロバットリーダーホームページへ
(ダウンロード)

ライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2004, Ministry of Land, Infrastructure and Transport