国土交通省
 平成16年4月以降における新しい自動車グリーン税制について
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平成16年3月26日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
環境課

(内線42532、42526)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 自動車グリーン税制については、自動車環境対策を一層促進するため、平成16年4月以降、その軽減対象や適用期間が以下のとおり一新されます。

<<ポイント>>
1自動車税のグリーン化及び自動車取得税軽減(低燃費車特例)

2ディーゼル車に係る自動車取得税の軽減

 

(1)自動車税のグリーン化(自動車税)
(2)低燃費車に係る特例措置(自動車取得税)

 大気汚染対策及び地球温暖化対策の一層の推進を図るため、特例措置の対象をより環境負荷の小さい自動車に重点化するとともに適用期間が2年延長されます。

<軽減対象・軽減率等>

  新☆☆☆車
新☆☆☆車
新☆☆☆☆車
新☆☆☆☆車
燃費基準達成車
燃費基準達成車
(軽減なし) (自動車税)
概ね25%軽減

(自動車取得税)
20万円控除

燃費基準+5%達成車
燃費基準+5%達成車
(自動車税)
概ね25%軽減

(自動車取得税)
20万円控除
(自動車税)
概ね50%軽減

(自動車取得税)
30万円控除

 ※上記の表の軽減は、平成16年4月1日〜18年3月31日に新規登録等がなされる自動車が対象となります。
 ※自動車税については、平成16年度及び平成17年度に新車新規登録を受けた場合に、それぞれ当該年度の翌年度分が軽減されます。
 ※電気、CNG、メタノール自動車については、
   自動車税:概ね50%軽減、
   自動車取得税:2.7%軽減(ハイブリッドバス・トラックも同様。ハイブリッド乗用車は2.2%軽減)
 ※車齢11年超のディーゼル車、車齢13年超のガソリン車については、自動車税:概ね10%重課

【排出ガス性能】

【燃費性能】

 

(3)最新排出ガス規制適合車に係る特例措置の拡充(自動車取得税)

 大気汚染対策を推進するため、最新排出ガス規制適合車を購入する場合の特例の対象として「平成17年自動車排出ガス規制適合車」(ディーゼル車)が追加されます。

【平成17年自動車排出ガス規制適合車とは】
 平成17年10月に導入される世界一厳しい排出ガス基準(「新長期規制」という。)に適合する自動車であり、NOx・PMとも現行規制適合車に比べ大幅に低減される環境性能に優れたディーゼル車。

 

(4)自動車NOx・PM法に基づく対策地域内において、最新の自動車排出ガス規制に適合したバス・トラック等の買い換えに係る特例措置の拡充(自動車取得税)

 大都市部を中心として粒子状物質等に係る大気環境基準の早期達成を図るため、自動車NOx・PM法の対策地域内で同法の排出基準不適合のバス・トラック等を廃車するとともに、新たに排出基準に適合し、かつ、最新の自動車排出ガス規制に適合したバス、トラック等に買い換えた場合の特例措置を拡充します。

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