平成16年4月16日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局技術安全部 |
整備課 |
(内線42412) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省は、車輪の脱落事故防止について、機会あるごとに注意を喚起し、適切な点検・整備の実施の徹底等を図ってきたところですが、依然として車輪の脱落事故が連続して発生していることから、本日、次の対策を講じることとしました。
(1)大型車(車両総重量8トン以上)の使用者は、出来る限り速やか(遅くとも5月15日まで)に、次の措置を講じること。
大型車について、点検ハンマを使用する等により、ホイール・ボルト、ナットに折損、緩み等がないかを点検すること。
点検の結果、異常がある場合には、ホイール・ボルトの交換、規定のトルクによる締付け等、所要の整備を行うこと。
(2)自動車メーカーは、緊急点検及びその結果必要となる整備の実施方法に関する情報について、大型車の使用者及び整備事業者等への周知徹底を図ること。
国土交通省は、(独)交通安全環境研究所に「ホイール・ボルト折損による車輪脱落事故に係る調査検討会(座長 森沢武蔵工業大学教授)」を設置することとします。
検討会においては、ボルト折損の原因を詳細に調査することにより、有効な点検整備の方法の他、使用、構造等の対策についても検討し、本年秋を目途に結論を得る予定です。
なお、第1回検討会は、国土交通省会議室において、4月23日(金)13時〜15時に開催する予定です。
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