国土交通省
 平成15年度自動車分解整備業実態調査結果の概要について
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平成16年8月12日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
整備課

(内線42422、42425)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 この度、平成15年度の自動車分解整備業実態調査の調査結果がまとまりましたので、概要をお知らせします。

  1. 目的
    本調査は、自動車分解整備業の近代化計画の進捗状況及び近代化の促進に係る諸施策の効果を把握する目的で毎年実施しており、整備業界に係る行政全般の基礎資料として活用しているものです。
    なお、本調査は、整備業界の現状を把握する唯一の手段です。
  2. 調査時点
    平成15年6月末現在。売上高等については、平成15年6月末に最も近い決算期分。
  3. 調査結果の概要(別紙参照)PDF形式
    今回の調査結果は、道路運送車両法に規定する自動車分解整備事業者のうち、平成15年6月現在の全事業場から、業態別・規模別に抽出した1割の事業場を対象として調査を行い、その調査データから全体の数値を算出しています。
    (1) 総整備売上高
      総整備売上高は5兆7,985億円となっており、前年と比較して702億円、1.2%の増加となり、過去最低であった前年度に比べ若干、回復しています。
    (2) 整備関係従業員数
     整備関係従業員数は541,497人となっており、前年と比較して4,463人、0.8%の増加となっています。
    (3) 整備要員数及び整備士数
     整備要員数は388,243人と前年と比較して1,266人、0.3%の増加となっています。うち整備士数については328,918人と前年と比較して715人、0.2%の若干の減少となっています。
     また、整備要員数に対する整備士数の割合(整備士保有率)は84.7%と前年と比較して0.5%の減少となっています。
    (4) 整備要員1人当り年間整備売上高
     整備要員1人当り年間整備売上高(平均)は15,092千円となっており、前年と比較して1.2%の増加となっています。なお、業態別は以下のとおりです。
       専業   10,757千円(対前年比 1.8%減)
       兼業   12,940千円(対前年比 1.4%減)
       ディーラー  23,512千円(対前年比 4.3%増)
    (5) 整備要員平均年齢
     整備要員平均年齢(平均)は39.7歳で、前年と比較して0.3歳上昇しており、高齢化の進み具合は近年の傾向と同様となっています。
    (6) 年間整備要員給与
     年間整備要員給与(平均)は3,850千円となっており、前年と比較して0.6%の減少となり、ここ数年、減少傾向が続いています。

    注)
    1.専業とは、自動車整備の売上高が総売上高の50%をこえる事業場(ディーラーを除く)。
    2.兼業とは、兼業部門(自動車販売、部品用品販売、保険、石油販売等)の売上高が総売上高の50%以上を占める事業場(ディーラーを除く)。
    3.ディーラーとは、自動車製造会社又は国内一手卸売販売会社と特約販売店契約を結んでいる企業の事業場。
    4.自家とは、主として自企業が保有する車両の整備を行っている事業場。

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