平成１６年１２月１６日

＜問い合わせ先＞

自動車交通局技術安全部審査課

(内線42352)

TEL：03-5253-8111（代表）

独立行政法人自動車事故対策機構企画部

TEL：03-5276-4455（代表）

　

　平成１４年度及び平成１５年度に実施された自動車アセスメント前面衝突安全性能試験結果（４月２７日プレスリリース時の冊子を参照ください。）の計算処理方法に誤りがあることが判明しました。再度正しい方法により計算処理を行ったところ、総合評価の結果（☆の数）には影響しないものの、総合評価の内訳である乗員保護性能のレベルの一部等を訂正する必要が生じましたのでお知らせします。
　今回の計算処理方法の誤りとは、胸の変形量の電気計測データのノイズ処理（フィルター処理）をする際の基準を委託先の（財）日本自動車研究所（ＪＡＲＩ）が取り違えたものです。ノイズ処理の基準につきましては、米国自動車技術会の規定（SAE J211）のフィルター変更（ＣＦＣ１８０からＣＦＣ６００）に係る情報を平成１４年にＪＡＲＩ内で周知した際、ＪＡＲＩの担当者が自動車アセスメント手順書でも変更されたものと勘違いをしていたものです。なお、この誤りによって数値（胸変位１％以下）が訂正されることとなりますが、評価に大きく影響を及ぼすものではありません。
　今後、このような誤りが起きないよう徹底していきます。

• 乗員保護性能のレベルの訂正が必要な車種数（別添参照）
  　平成１４年度試験結果：１車種（フルラップ試験：助手席：レベル３→レベル４）
  　平成１５年度試験結果：２車種（オフセット試験：運転席：レベル４→レベル５）

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• 別添資料：乗員保護性能のレベルの訂正が必要な車種

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