国土交通省
 平成16年度「みなとまちづくり」に取り組む港湾について
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平成16年7月28日
<問い合わせ先>
港湾局民間活力推進室

  (内線46464)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1. 概要
     国土交通省港湾局及び各地方整備局等では、各地域において市民、NPO、事業者、市町村、港湾管理者、国が協働して「みなと」がもつ資源を活用して地域の個性ある発展を図る「みなとまちづくり」を推進しております。
     平成15年度においては全国13港の「みなとまちづくり」の取り組みを「みなとまちづくりガイドブック」としてとりまとめ、概要を港湾局ホームページ(http://www.mlit.go.jp/kowan/minatomachi/minatomachi.html)に掲載しています。
     平成16年度は、市民による「みなと」の資源の利活用に係る先進的かつ新規的な取り組みを行う港湾について、全国の参考事例となる「みなとまちづくり」に取り組む「みなと」28港の取り組みを支援することにしました。
     今年度、「みなとまちづくり」の取り組みを支援する港湾は以下の通りです。
     稚内港、釧路港、室蘭港、小名浜港、塩釜港、酒田港、八戸港、木更津港、神津島港、真鶴港、七尾港、宇治山田港、賢島港、津松阪港、鳥羽港、舞鶴港、湯浅広港、長浜港、宇野港、蒲刈港、北浦港、手結港、須崎港、八幡浜港、大分港、平戸港、中城湾港、石垣港
     以上の「みなと」において、取り組みの事例を収集・蓄積し、全国に情報提供する予定です。以上の「みなと」以外においても、「みなと」の資源を利活用して行われる市民主体の先進的且つ新規的な取り組みについて、積極的に事例収集・全国PRを行っていきたいと思いますので、市民、NPO、事業者、市町村、港湾管理者の情報提供をお待ちしています。

  2. 取り組み内容
     各「みなと」の取り組みのいくつかを以下に紹介します。
     八戸港では、旧水産品販売所「ウォッサン」と旧日進漁業事務所を活用して海の総合観光案内所、地元特産品直売、海の見えるレストラン等を試験的に運営し、みなとの既存ストックを活用した交流人口の拡大を図ります。
     神津島港では、島の玄関口である旅客船ターミナルを活用して、特産品である黒曜石の工芸品製作体験、体験漁業等を実施する他、さらなる旅客ターミナルの活用方法及び近隣の島との連携など離島ならではの検討を行います。
     長浜港では、琵琶湖北湖における湖上観光・湖上スポーツの拠点として利用度が増加している「みなと」において、地域住民、みなとの利用者、行政が協働して施設利用にあたっての統一的なルール作り、マナー向上のための啓発活動及び施設の管理運営の検討を行います。

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