国土交通省
 DC−9−80系列型の主脚に対する繰り返し点検の指示について
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平成16年3月1日
<問い合わせ先>
航空局技術部航空機安全課

(内線50232)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 

  1. 経緯
     1月1日に徳之島空港において日本エアシステム(JAS)のDC-9-81型機(JA8297)の主脚が折損した事故を受けて、航空局は、事案を米国連邦航空局(FAA)に通知し、原因究明及び再発防止策の検討を依頼していた。

  2. FAAによる耐空性改善命令(AD)の発行
     航空局の依頼を受け、FAAは2月27日付けにて耐空性改善命令(AD)2004-05-03を発行(発効日は3月15日)し、事故機と同型の主脚について、初回は発効日から90日又は着陸回数450回までのいずれか早い時期までに、その後は着陸回数450回毎に繰り返し、亀裂の有無について非破壊検査を実施することを指示した。

  3. 航空局による耐空性改善通報(TCD)の発行
     航空局は、上記ADの発行を受けて、本日付で同様の検査を指示する耐空性改善通報(TCD-6408-2004)を発行(発効日は上記ADと同日)した。
     検査対象の主脚は、国内では、JASのDC-9-81型機12機及びDC-9-87型機6機に装備されている。これらの航空機については、徳之島の事故後の一斉点検において既に1回検査されているが、今後は、繰り返し検査により、その健全性を維持していくこととなる。


 
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