平成16年3月12日 |
<問い合わせ先> |
政策統括官付政策調整官 |
(物流担当)付 |
(内線53312、53315) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
20世紀を通じて二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量が大きく増加したため、21世紀初頭の現在において地球温暖化問題が世界的な喫緊の課題となっています。
我が国においても、様々な地球温暖化対策が取り組まれているところですが、物流分野における対策として、自動車に比べ二酸化炭素排出量が少ない鉄道・海運への貨物輸送の転換(いわゆる「モーダルシフト」)が求められています。
モーダルシフトの促進にあたっては、鉄道・海運においてコスト面を含めた輸送サービスを向上しなければならないとともに、輸送手段の選択にあたっての荷主、物流事業者の一層の意識改革が必要です。そして、消費者の側でも、国民生活に不可欠な物流におけるモーダルシフトの意義を十分理解することが重要です。
以上のような観点で、モーダルシフトに対する企業や一般市民の認識を深めるため、このたびモーダルシフト促進シンポジウムを開催することとしました。
本シンポジウムでは、ITの活用による物流の改革なども含め、モーダルシフトの促進に向けた課題について、多様な角度から講演とパネルディスカッションを行います。
日時 : 2004年4月5日(月) 15:00-17:00
会場 : 経団連会館14階 経団連ホール (東京都千代田区大手町1-9-4)
主催 : 国土交通省 モーダルシフト等促進協議会
参加費 : 無料
お申込み → http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/MSsymposium.html
(プログラム)
14:30 受付開始
15:00-15:10 開会挨拶 主催者代表(国土交通省)
<第1部 IT時代の物流のあり方>
15:10-15:50 特別講演「ユビキタス社会における物流、そしてモーダルシフト」(仮題)
坂村 健(東京大学 教授)
<第2部 モーダルシフトの促進に向けて>
15:50-16:10 基調講演「環境にやさしいモーダルシフトのすすめ」
矢部 哲(国土交通省 政策統括官)
16:10-17:00 パネルディスカッション「企業の社会的責任としてのモーダルシフトの実現に向けて」
コーディネーター 高橋 洋二(東京海洋大学 教授)
パネリスト 鈴木 淳雄(西濃運輸(株) 専務取締役)
今村 元則(松下電器産業(株) 物流統括グループGM)
白石 真澄(東洋大学 助教授)
17:00 閉会
総合司会 佐々木 恭子(フジテレビアナウンサー)
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