平成17年1月14日 |
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TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省では、国際空港の高度IT化を先導する「e-エアポート」構想の一環として、情報通信技術とバイオメトリクス技術(生体認証技術)を活用した空港チェックイン手続きの電子化に関する実証実験を平成14年度より行ってきました。
バイオメトリクスについては、「e-Japan戦略
加速化パッケージ」においても2005年度中に顔画像を記録したIC旅券の導入を目指すことが記載されていることなどを背景に、政府としても「e-Passportの導入・活用に関する関係府省連絡会議」(平成16年5月25日関係各府省申合せ)の下で、その活用等について検討を行っているところです。
国土交通省においても、航空の安全を確保しつつ搭乗手続きの簡略化と迅速化を目指すため、関係府省連携の下、成田国際空港、JAL、ANA等の協力を得て、実証実験を行うこととしましたので、お知らせします。
記
空港における旅客手続に情報通信技術とバイオメトリクス技術を活用することにより、航空の安全を確保しつつ、搭乗手続きの簡略化・迅速化により空港を利用される旅客の利便性を向上する手法を検証することを目的としています。
今年度は特に、内閣官房を中心とした関係府省連携の下で実施する「e-Passport連携実証実験」として、外務省が外交旅券を対象に試験的に発行する実験用IC旅券や国土交通省が実験の中で発行するICカード(実験用SPTカード)を旅客IDとして活用し、航空会社の搭乗手続きに加え法務省の協力により出国審査においてもその活用についての実験を行うなど、国際空港における旅客手続き全般にわたり実施するものです。
また、実験用IC旅券や実験用SPTカードの真正性を確認するための電子署名検証技術については経済産業省の成果を活用するなど、関係府省が一丸となって推進します。
平成17年2月上旬〜平成17年3月下旬
(国土交通省が実験の中で発行する実験用SPTカードについては、平成17年1月中旬以降、航空会社において実験にご参加いただくモニターの募集を開始する予定。)
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