平成17年3月15日 |
<問い合わせ先> |
総合政策局国際観光推進課 |
(内線27420) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省としては、外務省等関係機関の協力を得つつ、世界観光機関(WTO)及び財団法人アジア太平洋観光交流センター(APTEC )と共同で、ウズベキスタン等の中央アジア地域を対象に、当該地域への日本人観光客増を図るための以下の事業を推進することとした。
(1)背景
ウズベキスタンをはじめとした中央アジア地域は、シルクロードの中継地(オアシス)であり、シルクロードの最東端であった「奈良」をもつ日本との歴史的な関係は深く、文化交流が定着する土壌がある。
また、国際的な観光交流を促進することは、国際間の相互理解の促進のみならず、観光収入を通じて開発途上国経済を潤すことで、世界の平和、安定に寄与する。この考え方に基づき、国連・世界観光機関(WTO)は、ここ数年来、観光開発を通じた貧困の軽減(ST-EP*)プロジェクトを推進しており、経済大国である日本も応分の貢献を求められている。
日本の貢献策としては、世界有数のアウトバウンド大国である日本からの開発途上国への海外旅行者増があげられる。開発途上国内への海外旅行者流入増は、観光収入による外貨獲得を通じて経済発展に結びつくとともに、ホテル、レストラン、土産物販売等を通じて草の根レベルにも直接収入が入ることから、貧困の軽減に大きく資するものである。
*Sustainable Tourism - Eliminating Poverty
(2)事業
「日本−中央アジア 文化・観光交流促進シンポジウム」の開催
(3)場所
ウズベキスタン共和国タシケント市
(4)期間
平成17年3月19日(土)〜20日(日)
(5)概要
日本の政財界、文化・観光関係者等がタシケントを訪れ、同シンポジウムに出席するとともに、中央アジア地域の観光の魅力を体感するために実際のツアーに参加する。観光関係者による討論会や今後の同地域へのツアー造成のための旅行業者による商談会も実施する。
(6)出席者
荒井正吾参議院議員、洞駿国土交通審議官、南谷昌二郎関西経済連合会副会長、村山敦関西国際空港株式会社社長、金子賢太郎日本旅行業協会理事長、樋口隆康シルクロード学研究センター所長(京大名誉教授)をはじめとする100名以上の日本側代表団(参加旅行業者10社程度)及びウズベキスタンを中心とした中央アジア諸国の文化・観光関係者(シンポジウムの規模:300人以上を想定)
(7)シンポジウム主催
国土交通省、世界観光機関、財団法人アジア太平洋観光交流センター、ウズベキスタン共和国政府
(8)シンポジウム協力
外務省ほか
(9)その他
シンポジウムの具体的プログラム案 別紙1参照
シンポジウム開催の意義 別紙2参照
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