屋外広告物検討委員会第２回会議の概要について

　

平成１７年６月１５日

＜問い合わせ先＞

都市・地域整備局

公園緑地課

(内線32932)

TEL：03-5253-8111（代表）

　平成１７年６月１５日（水）午後２時より、国土交通省内会議室において屋外広告物検討委員会第２回会議が開催されました。概要は以下の通りです。
　なお、会議は「クールビズ」で実施しました。　

記

違法物件の是正方策について
　歌舞伎町クリーン作戦・愛・地球博に向けた豊田市の取り組み・藤沢市違法広告物はがし隊など地域の事例を含めた簡易除却の状況の紹介、簡易除却対象物件以外の物件の状況の紹介を踏まえた上で、違法広告物に関する問題認識、是正方策としての景観緑３法による屋外広告物法の改正により導入された過料制度の活用、公表制度の活用などの方策などに関し意見交換された。東京都が近々導入する違反広告物是正策としての過料制度に関し評価する意見、公表制度導入の自治体の例の紹介等の後、これらの積極的活用が一方策として適切である旨の意見交換があるとともに、屋外広告物に関し影響力を有する広告主に関し既に屋外広告物法の適用対象であることを十分周知し、積極的活用を図ることの重要性が指摘された。また、住民などに屋外広告物行政に関し理解を得るための各種キャンペーンを更に推進することの重要性も指摘された。
　
良好な景観形成に資する屋外広告物の育成手法について
　規制手法にとどまらず、良好な景観を育成する手法としてまちづくり交付金の活用の可能性、公営バスのバス停における景観とマッチした広告板設置の事例に関し紹介された。まちづくり交付金の活用に関しては、簡易除却活動等ソフト面を含め地方自治体への情報提供など積極的活用の道筋を付けることの重要性が指摘された。
　
その他
　屋外広告業の登録制度など改正屋外広告物法を踏まえた条例の改正状況に関し報告された。