国土交通省
 駅進入時の線路終端部における事故防止について
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平成17年3月3日
<問い合わせ先>
鉄道局技術企画課
安全対策室

(内線40782、40772)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 国土交通省としては、土佐くろしお鉄道(株)の列車脱線事故(3月2日発生)を踏まえ、全国の鉄軌道事業者に対し、駅の終端防護用設備、車両のブレーキ装置等、終端駅における運転取扱い及び乗務員の健康管理について緊急に再点検を行い、一層の安全確保を図るよう地方運輸局を通じ通達しましたのでお知らせします。


国鉄技第 174号
平成17年3月3日

 

 各地方運輸局長 あて
 沖縄総合事務局長 あて

 

鉄道局長

 

 

駅進入時の線路終端部における事故防止について(注意喚起)

 

 平成17年3月2日20時41分頃、土佐くろしお鉄道(株)宿毛線宿毛駅構内において、当該駅に到着の際、列車が車止めを乗り越え駅舎の壁に衝撃する列車脱線事故が発生し、運転士が死亡、乗客9名及び車掌の負傷者を出すこととなった。
 事故原因については、現在、航空・鉄道事故調査委員会において調査中であるが、駅進入時の線路終端部について、各事業者においては、終端防護用ATS等の設置や運転取扱いにより事故防止を図っている中で、今回、このような事故が発生したことは看過できない問題であると考える。
 よって、貴局におかれても今回の事故を踏まえ、終端防護用設備、車両のブレーキ装置等、終端駅における運転取扱い及び乗務員の健康管理について緊急に再点検を行い、一層の安全確保を図るよう貴管下鉄軌道事業者を指導されたい。


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