国土交通省
 急曲線に進入する際の速度制限に関する対策等について
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平成17年5月9日
<問い合わせ先>
速度超過防止システムについて
鉄道局施設課

(内線40802、40862)

運転士の資格要件等について
鉄道局技術企画課安全対策室

(内線40804)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  本日開催されました第5回福知山線事故対策本部において、以下のとおり急曲線に進入する際の速度制限に関する対策が決定されましたのでお知らせします。

  1. 急曲線区間の手前において速度超過を防止するためのATSシステムの改良を鉄道事業者に義務づける。
    (代表的なATSシステムの速度超過防止イメージは別紙参照)

  2. 対象線区及び整備期間などについては、線区毎の運転最高速度、曲線部進入前後の速度差、列車の運行頻度等を勘案して、今月末までに決定し、公表する。
    なお、特に列車の運行頻度の高い線区については、原則として平成18年度末までに整備を完了させる。

  3. 具体的な整備計画については、2.の決定を踏まえて6月末までに各鉄道事業者に提出するよう指示する。

     なお、鉄道の運転士の資格要件等のあり方については、運転士の適性、教育訓練方法、健康管理などについて、外部の専門家の意見も聞きながら検討を進め、できるだけ早いうちに議論の中間的なとりまとめを行う予定です。

<別紙>

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