平成１６年度前期自動車アセスメントを公表します！－今年度から前期分の公表を実施

　

平成１７年１月１３日

＜問い合わせ先＞

自動車交通局技術安全部審査課

(内線42354)

TEL：03-5253-8111（代表）

独立行政法人自動車事故対策機構企画部

TEL：03-5276-4455（代表）

　国土交通省は、独立行政法人自動車事故対策機構の協力の下、自動車が衝突した場合の乗員保護性能を評価する衝突安全性能試験、歩行者に衝突した場合の歩行者の衝撃を低減させる性能を評価する歩行者頭部保護性能試験及びブレーキ性能試験を実施、その結果を公表しております。
　平成１６年度は、ユーザーからの要望に答え、新車発売後できるだけ早期に自動車の安全性能情報提供を行うことを目的として、既に試験を終えた５車種（２１車種選定中）についてその結果を公表することとしました。
　今回は、軽乗用車１車種、小型・普通乗用車４車種（うちワンボックス及びミニバン２車種）についてのアセスメント結果です。

（１）衝突安全性能総合評価
　衝突安全性能総合評価は、運転席と助手席のそれぞれについて★～★★★★★★の６段階で表示しています。１６年度前期の評価結果では、運転席は４車種が★６個、１車種は★５個、助手席は２車種が★６個、３車種は★５個に分布しています。

（２）歩行者頭部保護性能の評価
　歩行者の頭部が車両に衝突する部位を１５の評価エリアに分け、試験で得られた頭部傷害値を評価関数により得点化して、総合平均得点を求めます。評価は、総合平均得点を頭部に重大な傷害の発生する確率によって、約４０％以上のレベル１から約１０％以下のレベル５の５段階で示しています。
　評価結果は、レベル３が２車種、レベル２が３車種となりました。

　自動車アセスメントの結果は、ホームページ（国土交通省、独立行政法人自動車事対策機構http://www.nasva.go.jp/）に掲載します。

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