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 「海の日」への内閣総理大臣祝辞について
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平成17年7月15日
<問い合わせ先>
海事局総務課
(内線43142、43144)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 国民の祝日「海の日」は、「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として、平成8年に制定され、今年で10年を迎えることとなりました。

 四方を海に囲まれた海洋国家としての我が国は、古来より、外国からの文化伝来はもとより、産業や生活などの様々な分野において海に深く関わっております。例えば、水産物の供給の場として、また、海洋資源が眠る場として、さらに、物流の場として海は大切なものであります。

 こうした海の重要性を国民一人一人があらためて認識することは、海洋国・日本にとってきわめて重要なことであることから、国民の祝日「海の日」が祝日化10年の節目を迎えるにあたり、内閣総理大臣より祝辞(別紙)が発出されますので、お知らせします。


別紙

「海の日」への内閣総理大臣祝辞

 平成17年の「海の日」を迎えるに当たり、国民の皆様とともにお祝いしたいと思います。
 我が国は、四方を海に囲まれた海洋国家であり、古来より、豊かな海の幸を始めとして、人や物の往来など、海の恵みを享受しながら発展してきました。
 資源の乏しい我が国にとって、海は海運により必要な物資の多くが確保される場であるとともに、海上交易により多くの富をもたらす場でもあります。
 また、海は国民の重要な食料である水産物を安定的に供給する場であり、海底に眠る鉱物などの海洋資源に対する期待も大きなものがあります。
 現在、世界の海では、海難事故、海賊、環境汚染などの課題が山積しています。私は、海洋国家としての我が国が、これらの解決を目指し、様々な分野で積極的に貢献すべきものと考えています。
 「海の日」は、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う日であります。今年は、沖縄において「海フェスタ」が開催されるとともに、「海の日」を中心に全国各地で海に関するイベントが多数開催されています。
 海は、我々に、自然の大切さ、厳しさを教えるとともに、憩いの場として潤いも与えてくれます。
 国民の皆様には、「海の日」を機に、海と人類との共生に思いを致し、海に対する理解を深め、一層親しんでいただきたいと思います。最後に、海に深く携わってきた海事関係者の皆様の一層の御尽力と御発展を祈念して私の祝辞とします。

平成17年7月18日
内閣総理大臣  小泉 純一郎

 


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