国土交通省
 交通政策審議会港湾分科会第6回環境部会の審議について
ラインBack to Home

平成17年3月29日
<問い合わせ先>
港湾局環境整備計画室

(内線46652、46682)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 本日、交通政策審議会(会長 奥田 碩(社)日本経済団体連合会会長)港湾分科会第6回環境部会(部会長 黒田 勝彦 神戸大学教授)が開催されました。審議結果等については以下のとおりです。

  1. 開催概要
    1)日時 平成17年3月29日(火)10:00〜12:00
    2)場所 国土交通省特別会議室(中央合同庁舎第3号館11階)
    3)議事
      1今後の港湾環境政策の基本的な方向について(答申案)
      2その他
    4)出席者
    • 委員(敬称略)
       磯部 雅彦、上村 多恵子、岡島 成行、岡田 光正、黒田 勝彦、佐藤   友美子、瀬田 信哉、永田 勝也、東 惠子
    • 国土交通省港湾局
       大庭大臣官房審議官 ほか

  2. 審議結果
    ア.『今後の港湾環境政策の基本的な方向』について、審議がなされ、一部文言修正の上、以下の通り答申がとりまとめられた。

    • 港湾の開発・利用と環境の保全・再生・創出を車の両輪として捉え、「自然環境に優しく美しいみなとへ」「都市と地球の環境に貢献するみなとへ」「市民とともに歩むみなとへ」の3つの基本理念のもと「港湾行政のグリーン化」を推進する。

    • 上記の基本理念を踏まえ、今後の港湾環境政策の基本的な方向としては、@良好な環境の積極的な保全・再生・創出、A多様化する環境問題への対応、B環境施策の実施手法の見直し・充実を3つを柱とし、港湾のあらゆる機能に環境配慮を取り込むこと、即ち、環境配慮の標準化を目指す。

    • 実現に向けた具体的方策として下記を推進する。
      1良好な環境の積極的な保全・再生・創出
       深掘跡埋め戻しによる青潮等対策、ゴミ・自動車等の投棄対策、民間事業者の施設等の利用転換促進 等

      2多様化する環境問題への対応
       接岸中の船舶のアイドリングストップ、石油等の積み出し港湾におけるVOC対策、リサイクルポートの形成、防災に寄与する環境整備 等

      3環境施策の実施手法の見直し・充実
       港湾計画における環境保全の充実、設計・施工・維持・管理の際の環境配慮等

    イ 委員から、「港湾環境を良くしていく上で、大変重要な施策であるので実現頂けるよう国として頑張って頂きたい。」「答申を国土交通省がどう受け止め実行に移していくかフォローアップして欲しい。」等の意見が出された。


 PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
 Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。

アクロバットリーダーホームページへ
(ダウンロード)

ライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2005, Ministry of Land, Infrastructure and Transport