平成17年8月16日 |
<問い合わせ先> |
航空局技術部 |
航空機安全課 |
(内線50202) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
8月12日に福岡空港を離陸したJALウェイズDC−10型機のエンジン・トラブルに関して、本日(16日)から当該エンジンの分解検査がJALエンジン事業部(成田空港内)において、当局航空機検査官の立会い及び指示のもとに開始されましたが、その概要は以下の通りです。
15日夜 | エンジン、JALエンジン事業部(成田空港内)に到着 |
16日午前 | 航空局航空機安全課 首席航空機検査官等2名の検査官が、JALエンジン事業部に立ち入り。 分解検査のスケジュール・内容等について調整・確認 |
午後 | エンジンの外部装備品関係(ギア・ボックス等)の取り卸し |
(以下は予定) | |
17日 | エンジン・ファン・セクションの取り卸し エンジン・タービン・セクションの取り卸し 等 |
18日 | 取り卸したタービン・セクションの分解 等 |
19〜21日 | 取り卸し部品、分解部品の詳細検査 |
福岡空港で実施されたエンジン内部の内視鏡点検の結果損傷が確認されている高圧タービン・セクションについては、17日夕刻に取り卸され、18日から分解・詳細検査に入る予定。
17日には、エンジン製造会社のプラット・アンド・ホイットニー社の技術者も来日し、分解検査に参加の予定。
福岡県警関係者も立ち会いを行っている。