|
||||||||||||
|
平成17年11月25日 |
<問い合わせ先> |
政策統括官付 |
政策調整官(物流担当)付 |
(内線53312) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
企業のグローバル化が進む中、企業の持続的成長を維持するため、社会、環境、経済の調和を図る、いわゆる、CSR(企業の社会的責任)の実践が強く求められています。
一方、京都議定書の発効を背景に、環境負荷の少ない物流システムの構築、いわゆる、グリーン物流の推進も重要な課題となっています。特に、物流分野においては、荷主、物流事業者単独による取り組みだけでなく、それぞれが互いに知恵を出し合い連携・協働すること(パートナーシップ)による、物流システムの改善に向けた先進的で産業横断的取り組みが必要と考えています。このようなことを背景に、国土交通省は経済産業省等と連携して、「グリーンパートナーシップ会議」を設立するとともに、その推進に努めております。
このようなグリーン物流の動きを加速させるためには、企業の行うグリーン物流の先進的な取り組みをCSR報告書などで公表するように促すとともに、CSRの観点から行っている企業のグリーン物流の取り組みに対して、市場や消費者から高く評価されるようなシステムを構築していくことが必要であると考えています。
以上のことを背景に、「CSRの見地からのグリーン物流研究会」を開催し、CSRとグリーン物流の現状を把握し、トップランナーの先進事例を分析した上で、トップランナーのみならず、中小企業を含めた裾野の広い取り組みを促すため、「CSRの見地からのグリーン物流推進企業マニュアル」を策定いたします。また、本研究会の関連イベントとして、本年12月16日(金)に「CSRとグリーン物流セミナー」を開催いたします。
【開催日時】 | 平成17年11月28日(月) 9:30〜11:30 |
【場所】 | 合同庁舎2号館低層棟(共用会議室5) |
【研究会メンバー】 | 別添1参照 |
【議事内容】 | ・趣旨説明 ・事例報告(佐川急便、日本政策投資銀行) |
【スケジュール】 | 別添2参照 |
【参考】 | なお、本研究会の関連イベントとして、平成17年12月15〜17日に開催されるエコプロダクツ2005の中で、「CSRとグリーン物流セミナー」を開催します(別添3参照)。 |
別添1
CSRの見地からみたグリーン物流研究会メンバー
荒木恒美 | 日本通運 環境部長 | ||
飯田慎一 | 松下電器 環境審査グループ 環境審査第二チーム 主事 | ||
○ | 上妻義直 | 上智大学 経済学部 教授 | |
菊池武晴 | 日本政策投資銀行 政策企画部 調査役 | ||
後藤敏彦 | 環境監査研究会 代表幹事 | ||
菅田勝 | リコーロジスティクス 経営管理本部 副本部長 | ||
田邊雄 | 日本経済新聞社 日経広告研究所 兼務研究員 | ||
筑紫みずえ | グッドバンカー 代表取締役社長 | ||
別所恭一 | 佐川急便 執行役員 本社管理本部 CSR環境推進部長 | ||
マエキタミヤコ | 電通 第4クリエーティブディレクション コピーライター CFプランナー |
||
村山洋一 | 日本貨物鉄道 執行役員 総合企画本部 経営企画部長 | ||
○は座長 |
別添2
スケジュール
第1回研究会 | 趣旨説明、荷主企業・物流事業者等のCSRとグリーン物流に関する事例報告(1)(佐川急便、日本政策投資銀行) |
エコプロダクツ2005で「CSRとグリーン物流セミナー」を開催 |
第2回研究会 | 荷主企業・物流事業者等のCSRとグリーン物流に関する事例報告(2)(日本通運、リコーロジスティクス、日本貨物鉄道) |
第3回研究会 | 荷主企業・物流事業者等のCSRとグリーン物流に関する事例報告(3)(社会的責任投資、松下電器) 「CSRの見地からのグリーン物流推進企業マニュアル」スケルトン |
第4回研究会 | 「CSRの見地からのグリーン物流推進企業マニュアル」の策定 |
別添3
CSRとグリーン物流セミナー
国土交通省、経済産業省
東京ビッグサイト 会議棟 607+608会議室
昨今の京都議定書の発効を背景に、環境負荷の少ない物流システムの構築、いわゆる、グリーン物流の推進が課題となっています。そのような中、国土交通省、経済産業省等が中心となって、荷主企業と物流事業者が協働して物流面におけるCO2排出削減の自主的な取組を促進するため、平成17年4月に「グリーン物流パートナーシップ会議」を創設し、積極的に「グリーン物流」を推進しています。
今後、企業のグリーン物流の取り組みが市場や消費者から高く評価されるようなシステムを市場メカニズムに組み込むような動きを更に一層促進する必要があります。
本セミナーでは、CSR(企業の社会的責任)の視点に立ち、最近のグリーン物流の現状と課題、今後の方向について議論します。
菊池 武晴 | 日本政策投資銀行政策企画部調査役 |
杉野 彰 | 日本貨物鉄道 執行役員 ロジスティクス本部副本部長 |
別所 恭一 | 佐川急便 執行役員 本社管理本部CSR環境推進部長 |
中村 吉明 | 国土交通省貨物流通システム高度化推進調整官 |
エコプロダクツ2005のホームページからお申し込み下さい(http://eco-pro.com/)。
All Rights Reserved, Copyright (C) 2005, Ministry of Land, Infrastructure and Transport