北西太平洋地域海行動計画（NOWPAP）主催「国際海岸クリーンアップ＆ワークショップ in 山形２００６」の開催について

平成１８年９月２２日

＜問い合わせ先＞

総合政策局

環境・海洋課海洋室

（内線24363）

TEL：03-5253-8111(代表)

外務省

環境省

　近年増加が指摘され国際的対策の強化が必要とされている海洋ゴミの問題に取り組むため、国連の北西太平洋地域海行動計画（ＮＯＷＰＡＰ）によって、ＮＧＯ等との共催により、「国際海岸クリーンアップ＆ワークショップ in 山形２００６」が、日本、中国、韓国、ロシア等の関係者の参加を得て９月２９日（金）、３０日（土）の両日、酒田市において開催されます。

２９日（金）には国際海岸クリーンアップキャンペーン（International Coastal Cleanup(ICC)）活動推進のための課題について議論するワークショップ、３０日（土）には海岸でのＩＣＣ活動体験研修が行われます。
ＩＣＣとは、ＮＧＯ等の呼びかけにより一斉に、海岸に漂着したゴミを種類ごとに分別拾集し、その実態をデータ集計することにより、問題の改善を図る国際的な活動です。昨年１１月に富山で開催されたＮＯＷＰＡＰ第１０回政府間会合で採択された海洋ゴミ問題に係るプロジェクトの一環として、各国での発生抑制に向けた意識啓発等を目的として実施するものです。
このキャンペーンでは、ＮＯＷＰＡＰ参加国の政府・自治体・ＮＧＯ等の関係者がＩＣＣに係る経験や知見を共有し、また実際に海岸でのゴミ調査とクリーンアップ活動を通じて、これら関係者が連携して海洋ゴミ問題の解決に向けて取り組む足がかりとなることが期待されます。

（参考）ＮＯＷＰＡＰ（北西太平洋地域海行動計画）
ＮＯＷＰＡＰ（North-West Pacific Action Plan）は、国連環境計画（ＵＮＥＰ）が進めている地域海行動計画（世界１８地域で策定されている）の一つであり、日本海および黄海の環境保全を目的として、１９９４年、わが国、韓国、中国、ロシアの４か国により発足。

※参加又は取材希望等詳細については、ＮＯＷＰＡＰ地域調整部（ＲＣＵ）富山事務所
（０７６－４４４－１６１１）までお問いあわせください。