木造３階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認統計について（平成１８年３月分及び１７年度分）

平成１８年５月２６日

＜問い合わせ先＞

住宅局住宅生産課

木造住宅振興室

(内線39422)

TEL：03-5253-8111（代表）

　木造３階建て住宅については、昭和６２年の建築基準法の改正（同年施行）により、一定の技術基準に適合する戸建て住宅について準防火地域での建設が可能となり、平成４年の建築基準法の改正（平成５年施行）により防火地域、準防火地域以外（平成１０年の改正（平成１１年施行）により防火地域以外）で一定の技術基準に適合する木造３階建て共同住宅について建設が可能となった。また、平成１６年４月までに、枠組壁工法建築物の主要構造部の全ての部位において耐火構造の国土交通大臣の認定を受けたことから枠組壁工法の耐火建築物の建設が可能となり、防火地域における建設や４階建て以上の建設の可能性が拡大された。また、丸太組構法建築物については、昭和６１年の丸太組構法の技術基準告示（同年施行）及び平成１４年の告示改正により、この基準に適合する建築物について建設が可能となった。
　これらの建築物の動態を把握するため、国土交通省が特定行政庁等に対し、該当する建築物の建築確認申請の有無を調査しているものである。
　今回、平成１８年３月分及び１７年度分の木造３階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認における棟数等について公表する。

平成1８年３月の主な動向
　３月の木造３階建て戸建て等住宅の棟数は、２，７１４棟であり、前年度同月比１１１．３％となった。このうち防火地域内の棟数は１２棟、準防火地域内の棟数は１，６３９棟であり、前年度同月比１１１．４％となった。
　３月の木造３階建て共同住宅については、棟数１９棟、戸数１３６戸であり、前年度同月比はそれぞれ７９．２％、１０５．４％となった。このうち防火地域内の棟数は３棟、準防火地域内の棟数は９棟であった。
　３月の丸太組構法建築物の棟数は、８９棟であり、前年度同月比９６．７％となった。
平成１７年度（平成１７年４月～平成１８年３月）の主な動向
　平成１７年度の木造３階建て戸建て等住宅の棟数は、３０，２２０棟であり、前年比１０３．４％となった。また、防火地域内は１０２棟、準防火地域内は１７，９３２棟で、前年比はそれぞれ２５５．０％、１０２．９％となった。
　平成１７年度の木造３階建共同住宅については、棟数４１２棟、戸数２，９９６戸であり、前年比はそれぞれ１３３．８％、１２９．２％となった。また、防火地域内は２１棟、準防火地域内は２０８棟であり、対前年比はそれぞれ、２６２．５％、１３８．７％となった。さらに４階建ては６棟となった。
　平成１７年度の丸太組構法建築物の棟数は、９３４棟であり、前年比９０．６％となった。

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