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 「第3回日ASEAN次世代航空保安システム専門家会合」の
 結果について
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平成18年1月23日
<問い合わせ先>
航空局管制保安部保安企画課

(内線51129)

総合政策局総務課国際業務室

(内線25922)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 日ASEAN交通連携プロジェクトの一つである「日ASEAN次世代航空保安システムプロジェクト」の下で、わが国とASEAN との次世代航空保安システムの一層の推進を目的とした「第3回日ASEAN次世代航空保安システム専門家会合」を開催しましたので、結果をお知らせします。

  1. 日程等
     日時  : 2006年1月18日(水) 9:30〜17:00
                   19日(木) 9:30〜17:00
                   20日(金) 9:30〜12:00

     場所  : 福岡国際会議場(福岡市博多区石城町2−1)

     出席者: 日本側 :航空局管制保安部担当課長
                 総合政策局国際業務室国際協力政策企画官 他
           ASEAN:航空保安システム整備担当課長等及びASEAN事務局担当官

  2. 主な議事概要

     昨年11月の「日ASEAN交通大臣会合」で採択された「ASEAN次世代航空保安システム整備共通計画」を踏まえ、今後、ASEAN諸国と日本が取り組むべき方向について検討し、以下の内容を盛り込んだRecommendation案を策定した。
     また本年4月にインドネシアで開催予定の「ASEAN航空WG」にこの案を提出し、承認を得ることを合意した。 

    (1)次世代航空保安システムの整備
     ASEAN各国は、今回の会合で自国の航空社会基盤等を勘案して取りまとめた国別の次世代航空保安システム整備実施計画に基づき、各国の整備を進める。
      また、日本は、日本のシステム整備情報を引き続き提供していくとともに、ASEAN諸国のシステム整備にあたり、できる限りの支援を行う。

    (2)航空交通管理の導入
      ASEAN諸国は、ベンガル湾上空において進められている航空交通流の管理に関する取り組みを進める。一方、東南アジア地域(特に南シナ海)における国際的な航空交通管理の必要性について引き続き検討する。
      また、日本は、整備が完了した航空交通管理システムの運用の拡大状況についてASEAN諸国に提供する。

    (3)衛星データリンクシステムの導入
     将来増大が予想される南シナ海の航空交通に対応するため、フィリピン、シンガポール及びベトナムは、衛星データリンクシステムの運用を進める。
      また、日本は、これら3国と協力して、モニタリングを含む衛星データリンクの運用を支援する。

    (4)次世代航空保安システム教育支援
     ASEAN諸国は、フィリピンのマニラ航空保安大学校で開催される次世代航空保安システムの基礎研修に積極的に参加する。
      また、日本は、この基礎研修の実施にあたり、フィリピンの航空当局を支援する。

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