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 航空事故調査報告書を踏まえた安全指導について
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平成18年11月24日
<問い合わせ先>
航空局技術部運航課

(内線50104)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 本日、航空・鉄道事故調査委員会は、本年6月24日長野市飯縄高原において発生した長野市グライダー協会所属JA2475機(PZL-ビエルスコ式SZD-51-1ジュニア型)の航空事故等、2件の航空事故調査報告書及び平成18年5月1日佐賀空港の東約30マイル付近上空で発生した個人所属JA4127機(パイパー式PA-46-350P型)の航空重大インシデント1件の航空重大インシデント調査報告書を公表した。
 このうち長野市グライダー協会所属JA2475機に係る航空事故調査報告書には航空・鉄道事故調査委員会としての所見が付されており、これを踏まえた航空局の対応については以下のとおりである。

(航空局の対応)
 財団法人日本航空協会等グライダー運航関係団体を通じ関係者に対し、以下の安全措置を講ずるよう文書で指示するとともに、当省ホームページに同安全対策を掲載することとしている。

 動力滑空機以外の滑空機にとってアウトランディングは宿命的なものであるが、地形によっては着陸可能な場所は限定され、着陸可能な適地と判断される場合であっても危険を伴うものである。
 従って、アウトランディングによる危険を排除するために、操縦者は、飛行規程に基づく性能及び気象に関する知識並びに錯覚等人間の特性により生じる飛行中の注意事項に関する基礎的な知識を習得し、更に自らの技量を十分に認識した上で安全を最優先に考えて飛行すること。

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