国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
「自動二輪車駐車システム共同技術開発」に係る公募について

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 「自動二輪車駐車システム共同技術開発」に係る公募について

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平成19年9月28日
<問い合わせ先>
都市・地域整備局街路課
(内線32845)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

 (社)立体駐車場工業会は、国土交通省からの委託調査の実施にあたり、参加する共同開発者を公募します。
 共同開発は、機械式駐車場に自動二輪車を安全に駐車させるための固定具等を開発するもので、共同開発者が試作品を製作していただき、(社)立体駐車場工業会でその試作品の通常の運転時や地震時の安全性について、振動台を用いた加振実験等で検証し、安全基準の検討や技術開発の促進のためのデータ収集等を行います。
 共同開発者は、公募要領にもとづき提出された書面を「自動二輪車駐車システム共同開発技術に係わる公募審査委員会(仮称)」で審査のうえ、決定します。
 
○公募期間   平成19年9月27日(木)〜10月15日(月)
○共同開発者の選定   平成19年10月16日(火)〜10月31日(水)

 昨年6月の改正道路交通法の施行により違法駐車の民間取り締まりも始まり、自動二輪車の駐車場整備の要望が多く寄せられています。
 これまでに、自動二輪車を受け入れる駐車場も増えつつありますが、まだ充分に整備がなされていない状況にあります。特に、都心部など土地の高度利用が進んでいる地区では新たに駐車場を確保することは困難で、既存の駐車場での受け入れを進めることが必要とされています。しかしながら、都心部等に多く立地している機械式駐車場では運転に伴う振動により自動二輪車の転倒、落下等の懸念があるため、ほとんどで受け入れができていないのが現状です。
 こうしたことから、国土交通省では、安全に駐車できる機械式駐車場の普及を図るため、自動二輪車駐車施設の安全基準の検討と、技術開発などを行う「自動二輪車駐車システム導入検討調査」を実施することとし、その一環として自動二輪車駐車システムを官民共同で開発に取り組むこととしました。
 共同開発は、調査の委託先である(社)立体駐車場工業会と行うもので、民間企業等で自動二輪車を機械式駐車場に安全に駐車するための装置等を試作していただき、それを振動台における加振実験等を行い、通常の運転時や地震時の安全性について検証を行うとともに、それをもとに装置の安全基準の検討を行います。また、実験において技術開発を促進するためのデータ収集なども行います。
 共同開発者は、別添の公募要領に基づき提出していただいた技術提案などをもとに、本調査の実施にあたり設置した「自動二輪駐車システム技術基準等検討会」(委員長:高橋洋二日本大学総合科学研究所 教授)の委員のうちの機械工学関係の学識経験者等で構成される「自動二輪車駐車システム共同開発技術に係わる公募審査委員会(仮称)」において審査のうえ、決定します。

 

公募要領は(社)立体駐車場工業会のホームページより入手できます。
(社)立体駐車場工業会ホームページ:http://www.ritchu.or.jp/


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