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第1回船内居住環境改善モデル設計研究会 議事概要

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 第1回船内居住環境改善モデル設計研究会 議事概要

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平成19年7月23日
<問い合わせ先>
海事局運航労務課
(内線45224、45223)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

  1. 開催日時:平成19年7月19日(木) 14:00〜15:30

  2. 場所:財団法人日本造船技術センター 会議室

  3. 出席者
    渡邊座長(学識経験者)
    尾形委員、小坂委員、山本委員(以上、運航事業者)
    武田委員、岡部委員(以上、造船事業者)
    平岡委員(労働者団体)
    富沢委員、浅野委員(代理)、佐久間委員(以上、公益法人)
    今出委員、安藤委員、森委員、楪葉委員(代理)、持永委員(以上、海事局)

  4. 議事概要
    (1)主催者挨拶/座長の選任
     事務局より、開会挨拶があった後、本研究会の座長の選任が行われ、渡邊委員(高知大学教授)が全員一致で座長に選任された。
    (2)議事
    (@)船内居住環境改善モデル設計研究会の今後の進め方について
     事務局より、本研究会における検討対象船型を、499総トン型の一般貨物船(ディーゼル)とSES(スーパーエコシップ)タンカーの2船型とし、平成18年2月に採択された「2006年ILO海事労働条約」の居住設備要件を満たすことを前提に、載貨重量を見極めるモデル設計を行いたい旨の説明があり、了承された。
    (A)ILO海事労働条約の居住設備要件について
     事務局より、本条約の居住設備要件について概要説明及び現行規程との比較について説明が行われ、委員から以下の発言があった。
    • 現在就航している船舶では、新基準をすでに満たしている項目もあるが、居室高さ等の項目は満たしていない状況にある。
    (B)モデル設計の前提条件について
     (a)一般貨物船
     事務局より、モデル設計の前提となる一般貨物船の主要目(垂線間長:68m、主機馬力:1800ps等)の選定理由について説明が行われた。これらに対し委員から、以下の発言があった後、事務局提案が承認された。
    • 目標とするモデル船のコンセプトを、初期の検討段階で明確にしておく必要がある。また、最終報告では、現存船との比較を明示することが重要である。
    • 垂線間長68mは、現在の貨物室寸法で載荷重量を同じレベルで維持しようとすれば厳しい条件となっているので、検討対象として好ましい。
    • 機関室については現状の広さを確保して頂きたい。
    • 事務局が説明した主要目の既存船をベースとして検討を進めることは妥当と考える。
     (b)SESタンカー
     事務局より、モデル設計の前提となるSESタンカーの要目説明が行われ、検討項目については一般貨物船と同様の項目としたい旨の説明があり、了承された。

  5. 今後の予定
    10月上旬に第2回目の研究会を開催する予定

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