平成１９年７月２６日

＜問い合わせ先＞

航空局飛行場部

関西国際空港・中部国際空港監理官付

（内線49615）

TEL：03-5253-8111（代表）

　

地元のご理解が得られたことから、本年９月２７日から羽田→関空便の新しい夜間短縮飛行経路を運用開始することを、８月２日に航空路誌（ＡＩＰ）※に掲載し、国際的に周知します。 夜９時以降到着の羽田→関空便（ＪＡＬ３便、ＡＮＡ３便(７月現在））の所要時間は、５分〜１０分程度短縮されます（結果、所要時間は羽田→伊丹便と同程度に）。 ⇒　関空利用者の利便性向上、関空の利用促進等に寄与します。

　※国際民間航空条約に基づき国が発行する出版物。飛行経路など航空機の運航のために必要な情報を収録し、掲載された情報は一定の周知期間を経て発効する。

新経路のポイント（別添図参照）

• 大阪国際空港（伊丹）への到着経路と重複することから、管制運用上の安全性を考慮し、同空港への到着機がなくなる同空港運用終了後（２１時）から２３時までの便に限定して新しい夜間短縮飛行経路を運用する。
  
• 具体的には、夜９時以降到着の羽田→関空便の着陸経路を、和歌山上空の経路（日高ルート）から、現行の関空→羽田便の出発便に適用しているルート（河和ルート）とほぼ同様のルートを逆方向に着陸する経路に変更する。
  
• 環境面に配慮し、陸域上空では高度8000フィート（約2400ｍ）以上を確保して、通過後、大阪湾上空で旋回し、関空に着陸する経路とする。
  

経緯・今後の予定

１８年	１２月２７日	国側から、地元市町の首長などで組織する「関西国際空港の飛行経路問題に係る協議会（経路協）」に対し、夜間短縮飛行経路案を提案
１９年	６月２７日	同協議会において、実機飛行調査の結果が良好であったことを踏まえ、夜間短縮飛行経路案を了承
	８月　２日	夜間短縮飛行経路が航空路誌（ＡＩＰ）に掲載
	〔８週間の周知期間〕
	９月２７日	夜間短縮飛行経路の運用開始

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• 別添　羽田→関空夜間短縮経路

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