平成19年12月3日 |
<問い合わせ先> |
大臣官房技術調査課 |
(内線22353) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
- 概要
平成17年4月に「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が制定され、公共工事の発注者においては施工状況の評価の実施が規定されたところです。
また、工事成績評定は、その結果が次回以降の入札資格要件や技術力評価の一要素であり、品質向上の観点から発注者・受注者の双方にとってその重要性は今 後更に高まるものと考えられます。
そのため、国土交通省では、工事成績評定の適切な理解と客観性の評価等を目的として、過去の直轄工事における工事成績評定のデータをもとに、様々な観点から、その特性と客観性の分析を行い、結果をとりまとめましたのでお知らせ致します。
- 分析対象工事
平成17年度及び平成18年度に完成した国土交通省直轄土木工事(営繕事業、港湾・空港事業を除く)
- 主な分析結果(別紙参照)
- 工事成績評定点(地方整備局全体)の平均点は平成17年度完成工事が74.6点、平成18年度完成工事が約74.4点。
- 落札率が低くなるほど工事成績評定点が低くなる傾向。
- 入札価格制度調査対象工事については、確認頻度を高めるとともに、完成後の検査が困難な不可視部分(橋脚の基礎等)について、受注者に施工状況のビデオ撮影及び提出を求めるなど、重点的な監督を行っているところであるが、依然として成績評定点が低い傾向。
- 工事成績の分析は、平成15年度工事を対象に分析を開始し、平成18年3月に公表したところであるが、傾向については、平成15年度から18年度にかけて変化していない。
※ |
平成19年度完成工事の分析結果については、平成20年6月を目処に公表する予定です。 |
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。
|

(ダウンロード)
|
All Rights Reserved, Copyright (C) 2007, Ministry of Land, Infrastructure and Transport