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第1回日カンボジア建設会議の結果概要について

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 第1回日カンボジア建設会議の結果概要について

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平成20年3月25日
<問い合わせ先>
総合政策局
 国際建設経済室
(内線25863、25854)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

 

 

 

 

  1. 趣旨
     国土交通省は、去る3月20日、カンボジア王国公共事業・運輸省と共にカンボジア王国プノンペンにおいて「第1回日カンボジア建設会議」を開催し、両国より多数の関係者が参加して活発な情報交換が行われた。
     本会議は、昨年ASEANとのEPA交渉の大筋合意、また、6月のカンボジア国との日カンボジア投資協定署名など、将来の有望な市場として期待されるカンボジア国において、我が国建設業界等が持つ技術やノウハウ、建設市場における関心の深い分野についての意見交換により、建設業に係る両国の相互理解、両国建設会社間の連携を深めるため開催されました。
     日・カンボジア両国の建設業所管省庁、建設会社及び関連団体が参加され、84名の出席を得ました。

  2. 日時場所
     平成20年3月20日(木) 8:30-15:30 プノンペン (於サンウェイホテル)

  3. 参加者
    (1)日本側
    国土交通省 総合政策局国際建設経済室長 青木栄治 他
    外務省 在カンボジア日本国大使館参事官 中條一夫 他
    海外建設協会会員企業等

    (2)カンボジア側
    公共事業運輸省  大臣 スン・チャントール 他
    カンボジア建設企業等

  4. 会議概要
    (1)挨拶(抜粋)
    • 道路ネットワークは地域の発展・国民統合・貧民の生活向上、観光資源の発掘等のためにも重要であり、今回の建設会議に期待する。(大臣)
    • 建設会議が日本の経験を伝えることにより道路ネットワーク構築への一助となることに期待する。また、日本の援助の特徴である現地雇用の創出により、両国にとって利益を享受できることを期待する。(室長)
    • 我が国はカンボジア国への最大援助供与国であり、現在、整備中の国道一号線、将来の第2メコン架橋等社会資本整備分野への援助等がカンボジアの着実な発展に寄与することを望む。(参事官)

    (2)講演
     (社)海外建設協会より日本建設業界の海外及びカンボジアにおける活動状況紹介、公共事業・運輸省よりカンボジアにおける道路建設・維持管理等が紹介された。
    日本側 「日本建設業界の海外及びカンボジアにおける活動状況」(海外建設協会)、「道路建設事業におけるProject Management」、「安全な道路環境のための維持管理について -日本の道路マネジメント-」(以上、先端建設技術センター)、「日本における道路舗装の技術及び補修技術」(大林道路)、の我が国建設業者の先進技術を紹介した。
    カンボジア側 「カンボジアの国際金融機関及び二国間援助受入状況」、「カンボジアにおける道路建設」、「カンボジアにおける道路の維持管理」(以上全て、公共事業・運輸省)、について報告が為され、カンボジアにおける道路事情や国際金融・ODAの活用等の紹介がされた。

     意見交換の場においては、日本における道路管理者の役割、カンボジアへの技術移転方法等の質問等があり、カンボジア側の関心の高さが発揮された。
     このほか、会場内において日カンボジア双方の参加者が活発に意見交換を行った。

                                                               青木室長・スン大臣・中條参事官  ワーキングセッション風景

 

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