国土交通省
第10回事故調査検討会WGの結果概要について
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平成12年6月8日

 今回のWG(6月7日開催)は、5月25日に行われた第9回事故調査検討会WGに引き続き、現地試験の測定データの精査、分析の状況及びシミュレーションの状況に関する検討が行われた。

 現地試験の測定データについては、測定において生じた誤差の影響を極力排除するよう精査を行っているところであるが、その精査の進捗に応じて、塗油状況、静止輪重のアンバランス、運転パターン等の条件と脱線係数との関連に関する分析も進めつつあるところである。

 今後、現地試験の測定データに関する分析をさらに進め、その分析結果やシミュレーションによる検討結果などを総合的に整理することにより、諸条件が脱線の発生に与える影響を明らかにすることとしており、それに基づき、事故が発生したときの脱線要因の推定を行っていくこととしている。

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