国土交通No.115

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国土交通No.115

勝山河畔家並みの風景。町民自ら「NPO法人勝山町並みれるリピーターも多い。土地の人とのふれあいを楽しみに訪に暮らし、心からおもてなしをするる由緒ある雛人形も飾られる。ここほのぼのとしたお雛様から代々伝わや桃の花を飾り、保育園児が作ったミュニケーションも深まる。ろうそくりの準備が始まり、ご近所同士のコ節分が過ぎると、家々でお雛まつをかけたのが始まりだと言う。がある。白壁や格子窓の続く古い家もらえませんか」と数件のお宅に声として栄えた勝山町並み保存地区しよかったら、軒先にお雛様を飾って南部にはかつて出雲街道の宿場町〝暖簾?がつなぐ町並み参加14回す目る。大今イでベはン1ト6だ0が軒、最余初りはの「家もがする〝勝山のお雛まつり?は、今年で新しい雇用への期待も高まっている。毎年、3月3日を含み五日間開催て自然体験型の観光事業を展開するか具合でも悪いの?」と声がかかる。するために地元農家などが主体となっ暖簾がかかっていないと隣人から「どこまた、地域固有の自然や風土を保存た。高齢者世帯も多い昨今では、数日た取り組み?も行っている。られた暖簾は、まちの風物詩になっンショウウオの保護と観光を結びつけや季節毎にメッセージや物語がこめ連携して国の特別天然記念物〝オオサ上の暖簾がかかるようになった。家業や湯原温泉(旅館組合・観光協会)とに商家・民家を合わせて100枚以高まった。〝津つ黒ぐろいきものふれあいの里?補助をした結果、800メートルの道が生育するようになり生物多様性もを作り始めたもの。市で製作費の一部色を再生したことで、希少な野生生物から町内の希望者にオリジナル暖簾変化に富んだ自然や昔懐かしい景けたところ反響を呼び、1996年頃を企画する工夫も大切です」(徳永氏)の古い実家に自分で作った暖簾をかなど季節や天候に応じて柔軟な旅行木染作家の加納容子氏が築260年たら温泉や田舎暮らし体験に変更するこれは勝山にUターンしてきた草す。夏は自然体験、冬はスキー、雨が降っ並みが続く。して旅行やレクリエーションにもなりまの軒先に〝暖の簾れん?がかかり風情ある町●「観光カリスマ」とは従来型の個性のない観光地が低迷する中、各観光地の魅力を高めるためには、観光振興を成功に導いた人々のたぐいまれな努力に学ぶことが効果的と考えられます。観光庁では、各地で観光振興の核となる人材を育てていくため、その先達となる人々を「観光カリスマ」として選定し、経歴や事績などを紹介しています。検索観光カリスマ一覧“観光カリスマ”徳永巧氏(右)。「掘り起こしに関しては、彼は本当にええ目をもっとるよ。その感性は素晴らしい。地元の人間でもこんな所あったかなぁ、というような何でもない所に目えつける」真庭市在住・村澤賢典氏(左)山間にみる茅葺き民家。元郵便局にかかる暖簾。自動車修理店の暖簾とひな人形。加納容子氏デザインの草木染暖簾が続く勝山地区。平成21年度都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」受賞。緑の暖簾は散髪屋さんの櫛をイメージ。赤の暖簾は料亭で使われていた重箱の蓋のデザイン。●都市景観大賞「美しいまちなみ賞」とは地方公共団体とNPOなどの協働で美しいまちなみの形成を行っている優れた地区を表彰し紹介することにより、全国に良好な景観をもった都市空間の形成が進んでいくことを目指しています。(H13~22年度、H23年度~「都市空間部門」「景観教育・普及啓発部門」)17