国土交通No.115

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特集港が日本を強くする釜山新港は阪神港よ距離は近く、わずか約り離15㎞れ。て釜い山な港がと阪神港における神戸港と大阪港のり扱いたいというのが目的です」るのではなく、日本の貨物は日本で取全体の貨物取扱量で対抗しようとす範囲だと思っています。アジア主要国に「高い目標ではありますが、実現できる万TEUという目標を掲げている。490万TEU、2020年には590は2015年に年間コンテナ取扱量をさまざまな施策を通じて、阪神港で取り扱うために日本の貨物を日本の港でという。伝える説明会も開催。初の試みだった業・船社を対象に、阪神港のメリットを神港セミナー」として、地方の荷主企昨年度はポートセールスの一環で「阪強化を図っていきます」港湾運営を行うことで国際競争力の運営会社として〝民の視点?で一体的に主要コンテナ埠頭の運営も含め、港湾入れていかなくてはなりません。そして港へ営業するポートセールスにも力をめ、民間による知識・経験を活かし、各「これからは阪神港へ貨物を集めるた運営会社として統合を目指す。を行い、3年後をめどに阪神港の港湾企業として港湾運営会社による運営よる埠頭会社を設立。今年度から民間六甲アイランド地区RC-4とRC-5に着岸し、荷役作業を行う大型コンテナ船。念場です」の妨げとなってはいけない。――今が正大きな影響があります。港が経済成長です。港の繁栄は、産業・経済発展にも「港の国際競争力の強化は喫緊の課題そして上原はこう語った。はずだ。国に引けを取らない港湾が形成される港は、釜山港を始めとするアジア主要で、アクセス面でのメリットの高い阪神後、神戸港と大阪港が1つになることら、1つの港湾として機能している。今VOICE西日本内航フィーダー合同会社国と協調して利便性の高いサービスを国際コンテナ戦略港湾の施策に歩調を合わせ、阪神港に拠点を持つ民間港運会社7社による合同会社が設立された。内航フィーダーの活性化で集荷強化に向ける、その思いを伺った。2012.6-709東アジア主要港でトランシップされ強みもあり、先頃新たに広島の海田港、ているコンテナ貨物を奪還し、阪神港へ山口の宇部港にも運航を拡大できるよ転換するため、平成22年12月に設立。うになった。今後は北部九州も視野に入平成23年5月から運航を開始したのれ営業活動を行っていく。が、西日本内航フィーダー合同会社だ。「内航フィーダーと外航基幹航路は車「現在、門司港・徳山港・松山港など西瀬の両輪のようなもの。両者のスムーズ戸航路、水島港・徳島港など東瀬戸航路な接続が我が国の主要港湾の国際競の運航を週1回の頻度で行っています」争力の強化につながると考えていまと語るのは代表職務執行者・佐能博樹す。今後も国と協調しながら利便性のさん。定例の運航を行いつつ、ポート高いサービスを行っていきたいですね」セールスをして寄港地を増やし、新たな現在はまだ途上だが、これから阪神顧客を開拓することを目標にしている。港の大きな力となっていくに違いない。同社では「エメラルド号」など大型コンテナ船を2船保有。貨物の大量輸送が可能となり輸送費が抑えられる。その会社のメンバーは4名。(左から)船舶業務部リーダー・宮崎雅彦さん、船舶運航部リーダー・藪貴和さん、代表職務執行者・佐能博樹さん、管理総務部リーダーの中井文雄さん。積載量314TEUを誇る大型コンテナ船「エメラルド号」。今年中には3船目の大型船を導入する予定。