国土交通No.116

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を再生していくことにも挑戦している。ビスを提供しながら、地域コミュニティ生活クラブは、多様な人々が求めるサーこその活動だと言えるだろう。(社福)だ。生活の質の向上を目指しているからなど、地域住民との関わりにも積極的ンプラザ園生団地の自治会に参加する主催のイベントを行うとともに、グリーでも挨拶をするよう心がけている。施設スタッフは、団地の敷地内では、誰に性化につながる。域づくりをしていくことが、地域の活い世代や子ども達にも暮らしやすい地高齢者だけでなく、働きざかりの若い味方だ。デイサービスは、子育て世帯にとって強ている。子ども一時預かりや障がい児の連れがランチを楽しむ憩いの場になっ利用者だけでなく近所の主婦や家族虹の街いなげにあるカフェは、施設の地域コミュニティづくり幅広い世代の暮らしを支えると語る。テムはきっと広がっていくと思います」ごとに作っていけば、地域包括ケアシス政と民間の福祉団体が連携して地域ものです。こういう複合福祉拠点を行て地域包括ケアのモデルケースになるす。ここはまさにサービスの連携によっ齢者を支援していこうというものでスを提供できる地域体制を整備し、高療・介護・生活支援・予防などのサービVOICE働く人・利用する人、それぞれの立場で多岐にわたるサービスを提供する「生活クラブいなげビレッジ虹と風」。日々の現場で利用者を支えるスタッフ、施設を活用する利用者の方々に、それぞれの思いを伺った。ここならではの柔軟な姿勢で入居者を見守っていきたい【働いています!】山下圭子さん(介護ステーション稲毛所長)自宅近くにデイサービスができ家族も助かっていますサポートハウス稲毛の入居者の方には介護保険のサービスだけでなく、独自のサービスも組み合わせながら柔軟に対応するよう努めています。最近では見守りも兼ねて、10時と3時にリビングでお茶を入れてみなさんと過ごす時間をつくっています。共通の話題を見つけながら、入居者の方々の間でもコミュニケーションが生まれるよう心がけています。【利用しています!】息子の鈴也は脳性麻痺で生まれたときから自由に動くことができません。私たちの住む稲毛区には肢体不自由の児童が通うデイサービスがありませんでした。自宅から車で数分の場所に「あかとんぼ稲毛」ができ送迎もあるので助かっています。週に3回ほど利用していますが、デイサービスの日はたくさん遊んでぐっすりと眠ってくれるので、とても嬉しいですね。大竹洋子さんりんや大竹鈴也くん介護をしつつ、自分の時間ももてるようになりました臼井新七さん臼井たま江さん【利用しています!】今から3年前、夫が狭心症のカテーテル手術中に脳梗塞をおこしてしまい半身不随となりました。以来、2年間ほど自宅やバリアフリーの賃貸マンションで在宅介護を続けましたが、このまま自分ひとりで介護を続けたら倒れてしまうという危機感を抱いていました。「サポートハウス稲毛」なら夫の介護をしながら、自分の生活も立て直せると思ったんです。私自身も文京区から夫の部屋の近くにある団地へ転居してきました。朝8時に夫の部屋へ歩いていき夜8時まで介護をし、夜間は見守りサービスを利用しています。食事は、自宅で作ってきて、共用キッチンで温めて一緒に食べています。週に2日はデイサービスがありますし、在宅介護もお願いできるので、友だちに会う時間もできました。子どもたちからは「お母さん、顔が明るくなったね」と言われます。キッチンやリビングのある共用スペース10