国土交通No.117

国土交通No.117 page 13/24

電子ブックを開く

このページは 国土交通No.117 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
国土交通No.117

「災害に備えて…」安全・安心のために。経年変化により沈下し始めたのです。た蝶つがいのような隙間部分で、そこが縮を調整するため橋の中央に設けられ事です。ヒンジとは、コンクリートの伸トコンクリート)ケーブルによる補強工下対策として行う、P※C(プレストレス1つ目は、橋桁の中央ヒンジ部の沈を選定しました。橋高架下でも検証を行って、対策工法工箇所と同一の気象条件である浜名大や塩の影響を受けやすいことから、施実験を行いました。さらに海沿いで風し、独立行政法人土木研究所で実証ず、有識者による委員会を設けて検討安い対策工法を試行錯誤しました。ま的に補強でき、施工管理コストが最も風光明媚な景観を損なわずに、効果必要になりました。進んでいるこ竣工から約とか35年らを、経補過強・し補て修老対朽策化がも無料化により交通量が増大しました。両の大型化が進み、さらに通行料金の日本経済の飛躍的な成長に伴い、車た雄大で美しい橋です。桁けた橋ばしで世界一の支間240mを記録し州灘を臨み、1976年の完成時にはがあります。全長631m、浜名湖と遠線道路の浜名バイパスに「浜名大橋」号。現代の東海道とも謳うべき主要幹日本の東と西を結ぶ大動脈、国道1高度先進技術で耐震補強浜松河川国道事務所浜松国道維持出張所出張所長立川政秋岐阜や愛知の事務所を経て2010年4月から現職。浜松河川国道事務所管内西側の管理を担当している。ンクリートを塗り直した後、炭素繊維注入して補修し、鉄筋の露出箇所はコました。ひび割れ部に特別な接着剤を部のひび割れなどの損傷補修も実施し炭素繊維シートを貼る前に、橋桁内を持つ補強材料です。るため腐食しにくいという優れた特徴は1/4とと比べて約軽量10倍でも、の主強原度料ががあ炭り素、で重あさを向上させる工事です。シートは鋼材真)2をつ橋目桁は内、部炭に素貼繊っ維てシ橋ー桁トの(耐p・震性12写れます。車の走行がスムーズになる利点も得らによって橋の接続部も改善され、自動また、中央ヒンジ部を剛結させること打設して動かないように固定します。にヒンジ部分の空間にコンクリートを方向)に引っ張って中央部を支え、さらブルで橋の両端(東京側・名古屋側双に、ヒンジの両脇から強力なPCケーりました。これ以上沈下させないためさよりも低く沈下していることがわかてきましたが、平成9年頃から計画高竣工してから定期的に測量・管理し浜名大橋。近くには弁天島や海釣り公園など観光地も。震補強工事を行っています。実現できるという画期的な工法で耐す。コスト縮減や、工事期間の短縮もなうことなく工事することができまれも橋桁内部で行えるため、眺望を損場を組まなければなりませんが、いずす。施工は、通常ならば高所のため足こともないため劣化も少なくてすみまることができ、紫外線や潮風にあたる人力で橋桁内部に運び込んで作業す炭素繊維シートは、軽量で扱い易くシートを手作業で貼っていきます。浜名大橋の主な工事箇所2012.10-1113橋の中央部を支える橋桁内のPCケーブル。橋桁(図の赤い部分)の内側に設置した炭素繊維シート。橋の中央ヒンジ部。PCケーブル工事終了後、コンクリートを打設し、橋の連結化を図る。