国土交通No.117

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国土交通No.117

シリーズ探訪・探究新潟県新潟市MLITレポート全国各地で働く国土交通省職員が地元を紹介します。Reporter北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所海務課長川瀨和男新潟は、信濃川と阿賀野川を利用した舟運で多くの物資が集まる湊まちとして古くから知られていました。江戸時代には、北前船の寄港地となり、全国の物産や文化、人々が行き交う、日本でも有数の賑わいでした。信濃川の河口にある新潟港は、鎖国後、開港5港(横浜、函館、長崎、神戸)の1つとして1869年1月1日に開港しました。近年では、年間約3千万トンの貨物量を取り扱う本州日本海側最大の港に発展。国土交通省では、2011年11月に日本海側の総合的拠点港に選定しました。新潟港開港150周年を迎える2019年にみなと向けて、「湊まち新潟歴史ウォーク」というイベントをNPOの方と協働して行っており、今年で5年目となります。毎年4月に参加者を募集し、テーマを決めて年7回開催しています。新潟港や湊まち新潟の歴史についてボランティアガイドの説明を聞きながら新潟港周辺や下町、水路の散策、建物探訪などを行います。今年の募集はすでに終わっていますが、来年も開催を予定しています。湊まち新潟の歴史に触れて、関心と理解を深め、新潟の魅力を見つめ直す機会としてご参加ください。「湊まち新潟歴史ウォーク2012」開催テーマ新潟みなとトンネル下町散策廻船問屋や船乗りが海上安全と舟運長久を願った湊稲荷神社など、湊まちの佇まいに触れる散策。新潟港湾・空港整備事務所第3回「新潟湊の下町散策」湊稲荷神社西大畑公園旧小澤邸金刀比羅神社第5回「新潟湊の経済を支えた建物探訪」みなとぴあ第1回「湊まち新潟の歴史概説」第2回「大型浚渫(しゅんせつ)兼油回収船とみなとトンネル」朱鷺メッセ山の下閘門第7回「開港150年の湊まち新潟」東地区公民館ほんぽーと新潟駅蒲原神社第6回「沼垂湊のまち散策」津島屋閘門(こうもん)第4回「水運で活用されている水路散策」歴史概説新潟市歴史資料館にて、ボランティアガイドの説明を受けながら館内展示を回る。19