国土交通No.119

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国土交通No.119

増築・既存庁舎温かく親しみやすい施設への配慮現場力増築庁舎にあるエントランスは一般の方も利用されるため、木造化と共に、採光部を大きくし、明るい開放的な印象にリニューアル。事務室内壁の腰高程度まで張る木材(杉板)。施工前に丹念なチェックを行う。エントランスと事務室を隔てる内窓。内部の補強と共に、表面も木材を使用。きる構造を取り入れ、屋根を支える装材や骨組みの一部が燃えても自立でることはできません。そこで万が一、内壁や天井などの表面に大々的に使用す木質化とはいっても燃えやすい木材をえにくい構造にする必要があります。車庫の場合、準耐火建築物となり、燃基準法では延べ面積150㎡を超える新築する木造車庫は187㎡。建築ど多岐にわたります。発電設備設置、アスベスト除去作業な修、内部模様替え、耐震改修、太陽光工事はこの他、外壁改修、屋上防水改建具をしつらえています。既存庁舎の用。から内側1.2mのま窓で枠をに板も張断り熱と性しのて高木い材木をの活多くの人の目に触れる事務室の壁も床ました。内壁下地にも木材を使用し、て、内装の木質化を可能な範囲で行いいったんコンクリートの躯体のみにし鉄筋コンクリート造の既存庁舎は、る242㎡の木造庁舎からなります。コンクリート造の既存庁舎と、増築す新庁舎は、延べ面積633㎡の鉄筋主要部分はすべて国内産材です。同様に鳥取県産の杉や桧など、建物の台には地元鳥取県産の桧、内装材にもば、柱や梁は岡山県産の欧州赤松、土近県の木材を使用しています。例えを活用して地元に貢献するため、主に今回の工事では、地域の木材と技術地域の産材と効率的な工事さらに、柱や梁などの部材をできるがっています。ので、工期短縮・施工精度の向上につなトしておいた木材を組み立てるだけな用。現場では、あらかじめ製材所でカッテムで正確に行う「プレカット」を採コンピューター制御の全自動加工シスまず、木材の仕口・継手などの加工を、考慮し、効率的な作業を行っています。加工・組立では、コスト面や安全面もます。いることで、施工精度向上を図ってい理に留意しました。仮筋交いなどを用わせた木造軸組3の組み立て方の工事監※ン)が広く、軒高もあるため、それに合らに、増築庁舎・車庫とも、柱間隔(スパ別し、材料の検査も実施しました。さ製作。使用木材も、種別、等級ごとに識状態を確かめるため、原寸サンプルをず、事前に木材の仕口1・継手2の接合部の※※ため、入念なチェックを行っています。まを備えた高品質の木造建築物にする増築庁舎と車庫の工事では、耐久性いを残すようにしています。柱・梁は木が見えるようにし、その風合既存庁舎内側の窓枠にも木材を使用。雰囲気と共に機能面も考慮している。14