国土交通No.120

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国土交通No.120

特集日本経済に活力を~さまざまな課題を解決し、成長分野を支援する~日立製作所が受注したイギリスの高速鉄道車両。画像提供:(株)日立製作所けなければなりません。の規格が国際規格となるよう働きかに踏襲した技術や製品をつくり、日本す。まず、日本国内で国際規格を適格標準規格と合致させることが重要では、日本の技術やシステムを国際的な海外でインフラ事業を受注するに欧融州資や制中度東ので柔も軟大な型適案用件でを受注行っていくことも必要です。て政治的リーダーがトップセールスを想です。そのためには、相手国に対しや更新までをフォローできることが理し、工事の受注、その後のメンテナンス段階からプロジェクトに積極的に関与インフラ・システムの輸出では、構想と捉えて展開を図っています。新興国の経済成長をビジネスチャンスています。日本の産業界には高いイン気が低迷する中、インフラ関連企業は間7500億ドル)に上ると推計され高く評価されてきました。国内の景年から2020年までに8兆ドル(年助などを通じた各国のプロジェクトでアジアのインフラ需要は、2010フラ整備の技術があり、政府開発援連企業が各国の競合会社に対抗できる施策を実施しています。PLAN.6ステム)整備の需要が高まっています。国土交通省では、国内のインフラ輸出関急激に成長するアジアの新興諸国をはじめ、世界各地で社会基盤(インフラ・シ世界に輸出する日本のインフラ技術をを行いました。国際協力銀行による融資活用の提案への長大橋技術のトップセールスや、した際は、受注に至る過程でトルコ側IHI・伊藤忠商事グループが受注ミット湾横断橋の建設工事を㈱また、2011年7月、トルコ・イズました。の初めての融資を同社に対して行い国向けの投資金融制度を創設し、そトに融資する国際協力銀行が、先進た際は、主に開発途上国のプロジェク車両の更新を㈱日立製作所が受注し2012年7月、イギリスの高速鉄道の変更を働きかけています。例えば、り、外務省や財務省などに融資制度通省では、民間企業のニーズを読み取場合、巨額の資金が必要です。国土交業が海外でインフラ事業を受注するもう一つは資金調達です。日本企ケブゼ=イズミール間高速道路イズミールイスタンブールイズミット湾横断橋㈱IHI・伊藤忠商事グループが受注したトルコ・イズミット湾横断橋の位置図と完成イメージゲブゼ11各国における主なプロジェクトアメリカ全米で11路線約13,700kmの高速鉄道計画カタール2022年FIFAワールドカップに向けたスタジアムなどの整備インドネシア首都圏整備事業、約3,100kmの高速道路計画などミャンマーティラワ経済特区・港湾開発、ヤンゴン都市圏インフラ整備などブラジル約500kmの高速鉄道計画、海洋開発(石油等)などインド7路線約4,100kmの高速鉄道構想、約18,000kmの高速道路整備構想などベトナム約1,600kmの高速鉄道、5,900kmの高速道路計画などタイ国内25河川の包括的な治水対策、約1,400kmの国内高速鉄道の整備などこれからのインフラ・システム輸出戦略官民連携を強力に進めるため、製造業、商社、鉄道会社、ゼネコンなどインフラ輸出現場のトップによる懇談会で、国土交通省が打ち出していくべき具体的な施策が議論されました。※今後は提示された具体的施策をフォローアップしていきます。また、国際会議などを通じて海外市場での日本の影響力を高めていく取り組みを進めます。平成2 5年9月に日本で初めて開催される「APEC交通大臣会合」では、民間企業の方々にも参画していただくことで大きな成果が期待されています。※有識者懇談会最終取りまとめ「これからのインフラ・システム輸出戦略」は、下記URLからご覧いただけますhttp://www.mlit.go.jp/report/press/sogo05_hh_000076.html