国土交通No.127
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21日本の安定的な航空輸送を確保することを目的として、航空機の操縦に関する知識及び技能を教授し、将来のパイロットを養成する機関です。■ 今もっとも必要とされる仕事、「パイロット」 私たちが旅行や出張などで使用する公共交通機関の一つである航空機。安全・快適に移動するためには、高いスキルを持つパイロットの存在が欠かせません。 航空大学校は、昭和29年設立以降、日本で唯一の公的な操縦士訓練機関として将来のパイロットを養成してきました。キャンパスは宮崎(本校)、帯広、仙台にあり、いずれも空港に隣接しています。全寮制の生活のもと、集中的な教育訓練を行うことで、チームワークや仲間のつながりを育て、今もっとも必要とされているパイロットを送り出しています。■ こんな訓練や研修を行っています 航空大学校では3つの教育理念を掲げ、質の高いパイロットの育成を行っています。1航空人の育成:良識を持った社会人として、空の厳しさを侮らない謙虚な姿勢とフライトに対する周到な心構えを教えています。パイロットの生涯は、教育と訓練、審査と厳しい身体検査の連続。向上心や、健康管理を含め自らをコントロールする力、チームワークと強いリーダーシップを維持し続ける必要があるのです。2パイロットとしての知識と技能の修得:学科の授業では、語学、航空工学、航空機の運航など、幅広い知識を修得します。フライトの訓練では、単発機と双発機※、計器飛行の操縦技能のすべてを修得するとともに、気象条件や運航条件を自ら調査・判断して、飛行計画を立て運航を管理するマネジメント能力を磨きます。3プロフェッショナル・スピリットの形成:多くの人命を預かる重大な職責を持つパイロット。安全に対する強い意識と危機管理能力を養成しています。 ※単発機はエンジンを1基、双発機は2基備えた航空機〒880-8580 宮崎県宮崎市大字赤江字飛江田652番地2 TEL:0985-51-1211(学校代表) FAX:0985-51-1229ホームページFacebookhttp://www.kouku-dai.ac.jp/https://www.facebook.com/CivilAviationCollegeFILE 02独立行政法人 航空大学校将来のエアラインパイロットを育てています! 航空大学校人“財”虎の穴社会を支える専門家の養成機関を紹介するぞ 年度ごとに学生を募集します。受験には、身体検査基準などの受験資格を満たす必要があります。 第一次試験で学科試験、第二次試験で身体検査、さらに第三次試験の面接や操縦適性検査を経て、合格者を決定します。どうすれば学べるの?幅広い知識を修得する学科の授業フライト実習の前には計器をチェック実科教官(操縦) 寺内 暁子航空大学校(宮崎本校)宮崎フライト課程(実機訓練及びフライト座学授業担当)どんな人が 教えているの?『安全はすべてに優先する』を常に心がけて飛行訓練を行っています。パイロットの卵をゼロから育み、第一線に送り出すのは何ものにも代えがたいよろこびです。あき こ航空大学校を卒業し活躍するパイロットたち同じ目標を持つ仲間との学生寮でのバーベキューCIVIL AVIATION COLLEGE

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