国土交通省No.135
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03死亡事故の原因の95.5%が歩行者ではなくドライバーの違反行為である。追い越し違反や歩行者妨害などの道路交通法違反が37.9%、脇見運転や漫然運転といった安全運転義務違反が57.6%あり、道路の環境整備などだけでは対処が難しくなってきている。出典/官民ITS構想・ロードマップ2015(平成27年6月IT戦略本部)より作成特集自動運転とビッグデータの活用―技術と情報が変える車社会― かつて、交通事故によって毎年1万人以上の命が失われていた時代がありました。以降、道路の整備、ドライバーの意識向上、車の緊急対応技術の向上など、国民、行政や企業などのさまざまな取り組みにより、交通事故死者数はここ5年間で4千~5千人までに低下しています。 しかし、依然多くの方が命を落としているのも事実。平成25年の調査では、死亡事故原因の約96%がドライバーのミスによるものと分析されています。さらなる交通事故削減のための最大の課題となった人間のミス。交通事故の悲劇を限りなくゼロに近づけるため「自動運転」と「情報」を駆使した新しい車社会が生まれようとしています。死亡事故の原因約96%がドライバーのミス

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