航空

イレギュラー運航の発生状況(平成12年10月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの))
No. 発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考
1. 10月1日 ジェイエア ブリティシュ・エアロスペース式ジェットストリーム3217型 JAR3543 小松空港 広島西飛行場 小松空港

第1エンジンのトルク計の指針が安定しないため引き返した。

  
2. 10月2日 エバーグリーン航空 ボーイング式747-200型 EIA2924 ソウル アンカレッジ 新千歳空港 第1エンジンの滑油量の低下を示す計器表示があったため、当該エンジンを停止し、目的地を新千歳空港に変更した。  
3. 10月2日 日本トランスオーシャン航空 ボーイング式737-400型 JTA611 那覇空港 石垣空港 那覇空港 第2エンジンの排気ガス温度の指示が高いため引き返した。  
4. 10月5日 日本エアコミューター 日本航空機製造式YS-11A型 JAC011 鹿児島空港 種子島空港 鹿児島空港 第2エンジンのタービン部の温度計指示が振れたため引き返した。  
5. 10月12日 エア・カナダ エアバス・インダストリー式A340型 ACA001 トロント 新東京国際空港 新千歳空港 第2エンジンの排気温度計の指示が高かったため当該エンジンを停止し、航空管制上の優先権を要請の上、目的地を新千歳空港に変更した。  
6. 10月17日 コンチネンタル・ミクロネシア航空 ダグラス式DC-10型 CMI962 新東京国際空港 グアム 新東京国際空港 スポイラーの不具合が発生したため航空管制上の優先権を要請の上引き返した。  
7. 10月17日 デルタ航空 ダグラス式MD-11型 DAL75 ポートランド 名古屋空港 名古屋空港 第3エンジンの火災警報装置のライトが点灯したため、航空管制上の優先権を要請した。  
8. 10月18日 エアーニッポン エアバス・インダストリー式A320型 ANK237 松山空港 新千歳空港 関西国際空港 第2エンジンの防氷装置の不具合を示す計器表示があったため、目的地を関西国際空港に変更した。  
9. 10月18日 ノースウエスト航空 ボーイング式747型 NWA76 新東京国際空港 サイパン 新東京国際空港 第3エンジンの回転計の指示が低いため、当該エンジンを停止し引き返した。  
10. 10月20日 エアーニッポン ボーイング式737-500型 ANK459 広島空港 青森空港 広島空港 高揚力装置(前縁フラップ)の不具合を示す計器表示があったため引き返した。  
11. 10月20日 全日本空輸 ボーイング式767-300型 ANA877 東京国際空港 秋田空港 東京国際空港 第2エンジンの防氷装置に不具合が発生したため引き返した。  
12. 10月21日 日本航空 ボーイング式777-200型 JAL133 東京国際空港 大分空港 大分空港 着陸後、ステアリングの不具合のため滑走路から駐機場へ牽引された。当該滑走路は牽引の際閉鎖された。  
13. 10月22日 日本エアコミューター 日本航空機製造式YS-11A型 JAC019 鹿児島空港 種子島空港 鹿児島空港 無線機に不具合が発生したため引き返した。  
14. 10月24日 北海道エアシステム サーブ・スカニア式SAAB340B型 NTH6351 函館空港 釧路空港 函館空港 方向舵の不具合を示す計器指示があったため引き返した。  
15. 10月29日 エアーニッポン ボーイング式737-500型 ANK721 関西国際空港 高松空港 関西国際空港 高揚力装置(スラット)の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。  
16. 10月30日 日本エアコミューター 日本航空機製造式YS-11A型 JAC071 鹿児島空港 屋久島空港 鹿児島空港 脚上げレバーが上がらなかったため引き返した。  
17. 10月31日 ノースウエスト航空 ボーイング式747-200型 NWA8 新東京国際空港 シアトル 新東京国際空港 客室与圧に不具合が発生したため引き返した。  

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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