航空：今後の国際拠点空港のあり方に関する懇談会

今後の国際拠点空港のあり方に関する懇談会

１．開催の趣旨

　国際拠点空港については、我が国の国際競争力を大きく左右するものであり、国益にも大きな影響があります。このため、今後の国際拠点空港のあり方については、我が国航空政策上の最重要課題の一つとして位置づけられ、適切かつ慎重な検討が必要となります。
　一方、我が国の代表的国際拠点空港である成田国際空港を設置・管理している成田国際空港株式会社（旧新東京国際空港公団）については、平成１４年１２月の行政改革に係る閣議決定（「道路関係四公団、国際拠点空港及び政策金融機関の改革について」）において、「完全民営化に向けて（中略）特殊会社にする」と整理され、この趣旨を踏まえ、平成１６年４月に旧公団を特殊会社化し、成田国際空港株式会社が設立されたところです。
　今後、完全民営化に向けての検討を行うにあたっては、我が国の国際拠点空港のあり方や、これを踏まえた、純民間会社による国際拠点空港の適正な運営の確保のための方策のあり方について検討する必要があります。
　このような状況を踏まえ、今般、航空局長の私的懇談会として「今後の国際拠点空港のあり方に関する懇談会」を開催し、成田国際空港株式会社の完全民営化を念頭におきつつ、今後の国際拠点空港のあり方に関する基本的な方策を検討することと致します。
　なお、本検討の成果は、交通政策審議会航空分科会に報告することを予定しています。

２．主要な検討項目（予定）

○　今後の国際拠点空港のあり方
　　例）今後の国際拠点空港（成田、関空、中部）に求められる機能（空港容量・サービス水準）等

○　今後の国際拠点空港の適正な運営の確保のための方策のあり方
　　例）資本、事業運営、環境対策・空港周辺地域との共生策等

３．委員等名簿（PDF形式）

４．開催状況

第１回　平成18年10月24日

国際拠点空港のあり方等に関する諸課題・論点

第２回　平成18年11月21日

空港会社・航空会社ヒアリング

第３回　平成18年12月 8日

関係地方公共団体・証券会社ヒアリング

第４回　平成19年 1月19日