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航空管制官 公式

航空管制官公式ホームページ:エアバンドを聞いてみよう,3 - 国土交通省

エアバンドを聞いてみよう


出発編・レーダー管制室
 地上走行から離陸までを管制塔から見守られていたCAB航空001便は、離陸後はレーダーによって見守られ、指示を受けることになります。

 ※ このページで使用しているレーダー画面の画像は、シミュレーターで再現したものであり、実際のものではありません。


レーダー画面上での補足 出域管制席(周波数:120.8MHz)


 離陸して飛行場の管制官から周波数の変更を指示された航空機は、出域管制席(レーダー管制室で主に出発機を担当している管制官)を呼び込みます。
トウキョウ ディパーチャー キャブエアーゼロゼロワン
Tokyo Departure, CAB001,
リーヴィング ワンタウザンド トゥーハンドレッド
leaving 1,200,
クライミング トゥ フライトレベル ワンエイトゼロ
clibming to flight level 180.

東京ディパーチャーへ、こちらはCAB001便。現在1,200フィートから18,000フィートに上昇中です。
写真:レーダー識別されるCAB航空001便
キャブエアー ゼロゼロワン トウキョウディパーチャー
CAB001, Tokyo Departure.
レーダーコンタクト
Radar contact.

CAB001便、こちら出域管制席。あなたをレーダー画面上で捉えました。
イラスト:れだぴょん
写真:レーダー識別されるCAB航空001便
写真:レーダー識別されるCAB航空001便

←滑走路
 34R

 このとき、実際のレーダー画面ではこのように見えています。

 白くて入り組んでいる線が海岸線(左が三浦半島、中央上部が東京湾、中央~右が房総半島)、白い同心円の中心が羽田空港で、そこに井桁状に並んでいる4本の白い線が滑走路です。

 滑走路34Rから離陸したCAB航空001便がレーダー画面に映っています。


レーダー誘導 出域管制席(周波数:120.8MHz)


 空域がすいていてショートカット(近道)できる場合や、逆に混雑していて飛行機どうしの間隔を広げたい場合、または天気の悪いエリアを避けたい場合などは、必ずしも飛行計画の経路通りに飛ぶのでなく、進む方向を管制官が指示したり、パイロットからの要求を管制官が許可することがあります。
 これをレーダー誘導といいます。
写真:レーダー誘導されるCAB航空001便
ターン レフト ヘディング トゥリーゼロゼロ
Turn left heading 300.

左旋回して磁針路300度で飛行して下さい。
イラスト:れだぴょん


直行の指示 出域管制席(周波数:120.8MHz)


 レーダー誘導を終了するときは、承認された経路上にあるいずれかの地点への直行を指示します。
 飛行機は、その地点からは承認された経路どおりに飛行ます。
写真:「HILLS地点」への直行を指示されるCAB航空001便
リジューム オウン ナビゲーション
Resume own navigation
ダイレクト ヒルズ
direct "HILLS".

「HILLS地点」に直行し、承認された経路通りの飛行を再開してください。
イラスト:れだぴょん


上昇 出域管制席(周波数:120.8MHz)


 出域管制席では、高度の上昇に関する指示も出します。
写真:高度の上昇を指示されるCAB航空001便

これはイメージ図で、実際はレーダー画面に表示される高度を見て指示を出しています。

クライム アンド メインテイン
Climb and maintain
フライトレベル ワンエイトゼロ
flight level 180.

上昇し、フライトレベル180で飛行してください。
イラスト:れだぴょん


航空交通管制部への移管 出域管制席(周波数:120.8MHz)


 CAB航空001便が羽田空港のレーダー管制室(東京アプローチ)で担当している空域から出ると、次は東京航空交通管制部(東京コントロール)で「武蔵セクター」の担当をしている管制官へと引き継ぎます。
写真:東京航空交通管制部へ移管されるCAB航空001便
コンタクト トウキョウ コントロール
Contact Tokyo control
ワンスリートゥーデシマルワン
132.1.

周波数132.1MHzで東京コントロールと交信してください。
イラスト:れだぴょん








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