航空

イレギュラー運航の発生状況(平成22年6月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

6月2日

全日本空輸

ボーイング式777-300ER型

ANA12

成田国際空港

シカゴ

成田国際空港

飛行中、第2エンジンの滑油量が低下したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

2.

6月5日

日本エアコミューター

ボンバルディア式DHC-8-402型

JAC3721

鹿児島空港

奄美空港

鹿児島空港

上昇中、スポイラーに不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

3.

6月8日

スカイネットアジア航空

ボーイング式737-400型

SNJ51

東京国際空港

宮崎空港

東京国際空港

上昇中、第2エンジンの防氷装置の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

4.

6月9日

日本航空インターナショナル

ボーイング式777-200型

JAL116

大阪国際空港

東京国際空港

関西国際空港

離陸直後、3系統のうち1つの油圧系統の作動油量が低下したことを示す計器表示があったため、目的地を関西国際空港に変更し航空交通管制上の優先権を要請の上、同空港B滑走路に着陸し滑走路上で停止した。その後、牽引車により当該機を駐機場へ移動し滑走路の清掃作業を実施する間、当該滑走路が閉鎖された。

 

5.

6月10日

デルタ航空

ボーイング式757-200型

DAL619

成田国際空港

釜山

成田国際空港

飛行中、3系統のうち1つの油圧系統の作動油量が低下したことを示す計器表示があったため航空交通管制上の優先権を要請の上引き返した。

 

6.

6月17日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2057

大阪国際空港

福岡空港

大阪国際空港

離陸直後、異音とともに第1エンジンの出力が低下したため当該エンジンを停止して引き返した。

 

7.

6月18日

エアーニッポンネットワーク

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1615

大阪国際空港

高知空港

大阪国際空港

上昇中、気象レーダーに不具合が発生したため引き返した。

 

8.

6月20日

スカイネットアジア航空

ボーイング式737-400型

SNJ54

宮崎空港

東京国際空港

宮崎空港

上昇中、無線電話に不具合が発生したため引き返した。

 

9.

6月20日

全日本空輸

ボーイング式767-300型

ANA955

成田国際空港

北京

成田国際空港

飛行中、第2エンジンの防氷系統の不具合を示す計器表示があったため引き返した。

 

10.

6月23日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3781

鹿児島空港

喜界空港

鹿児島空港

飛行中、防氷系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

11.

6月23日

日本航空インターナショナル

エアバス・インダストリー式A300B4-622R型

JAL1865

東京国際空港

鹿児島空港

東京国際空港

飛行中、電子機器からの煙を検知したことを示す計器表示があったため引き返した。

発生時、煙の発生は認められなかった。

12.

6月25日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3745

鹿児島空港

屋久島空港

鹿児島空港

離陸直後、自動操縦装置の一部に不具合が発生したため引き返した。

 

13.

6月27日

エアーセントラル

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1890

仙台空港

中部国際空港

仙台空港

上昇中、第2エンジンの抽気系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

14.

6月29日

コンチネンタル・ミクロネシア

ボーイング式737-700型

CMI916

福岡空港

グアム

成田国際空港

飛行中、第2エンジン側の発電機に不具合が発生したことを示す計器表示があり、機内に異臭が発生したため、航空交通管制上の優先権を要請の上、目的地を成田国際空港に変更した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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