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航空

イレギュラー運航の発生状況(平成24年11月)

(航空運送事業の用に供される航空機(最大離陸重量が5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

11月2日

全日本空輸

ボーイング式787-8型

ANA697

東京国際空港

山口宇部空港

東京国際空港

飛行中、機体前方左側の乗降用扉から異音が発生したため引き返した。

 

2.

11月4日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3785

鹿児島空港

喜界空港

鹿児島空港

飛行中、第1エンジンの防氷系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

3.

11月6日

エールフランス

エアバス式A380-800型

AFR276

パリ

成田国際空港

成田国際空港

飛行中、ステアリングに不具合が発生したことを示す計器表示があった。着陸後、滑走路上で停止したため牽引車により当該機を駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

4.

11月7日

AIRDO

ボーイング式737-500型

ADO82

新千歳空港

新潟空港

新千歳空港

上昇中、自動操縦装置に不具合が発生したため引き返した。

 

5.

11月8日

エアージャパン

ボーイング式767-300型

ANA8422

バンコク

那覇空港

那覇空港

離陸のため滑走路に進入したが、前脚ステアリングに不具合が発生したため滑走路上で停止した。その後、当該機を牽引車により駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

6.

11月8日

日本航空

ボーイング式767-300型

JAL751

成田国際空港

ハノイ

関西国際空港

離陸直後に副操縦士席側の高度計に不具合が発生したため目的地を変更した。

 

7.

11月10日

日本トランスオーシャン航空

ボーイング式737-400型

JTA251

中部国際空港

那覇空港

中部国際空港

飛行中、第1エンジンの抽気系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

8.

11月11日

スターフライヤー

エアバス式A320-214型

SFJ92

北九州空港

東京国際空港

東京国際空港

飛行中、副操縦士席側前方の操縦室窓にひび割れが発生したため、航空交通管制上の優先権を要請し着陸した。

 

9.

11月12日

エアプサン

エアバス式A321-200型

ABL111

成田国際空港

釜山

成田国際空港

離陸直後に飛行管理装置に不具合が発生したため引き返した。

 

10.

11月18日

北海道エアシステム

サーブ式SAAB340B型

NTH452

旭川空港

函館空港

札幌飛行場

進入中、脚下げ操作を実施したが前脚が正常に下りていることを示すライトが点灯しなかったため目的地を変更した。

 

11.

11月18日

エバー航空

エアバス式A330-200型

EVA115

新千歳空港

台北

成田国際空港

飛行中、自動操縦装置に不具合が発生したため目的地を変更した。

 

12.

11月21日

東邦航空

シコルスキー式S-76C型

11便

八丈島空港

東京都青ヶ島村内場外離着陸場

八丈島空港

飛行中、第1エンジンと第2エンジンの回転数に差異があったため引き返した。

 

13.

11月22日

日本航空

ボーイング式767-300型

JAL505

東京国際空港

新千歳空港

東京国際空港

飛行中、第2エンジンの防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

14.

11月22日

全日本空輸

ボーイング式777-300型

ANA128

那覇空港

東京国際空港

東京国際空港

着陸した際、左主脚のタイヤ1本の一部が剥がれタイヤ片が同滑走路上に散乱した。当該タイヤ片を回収するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

15.

11月24日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3781

鹿児島空港

喜界空港

鹿児島空港

離陸直後に空調装置に不具合が発生したため引き返した。

 

16.

11月24日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2361

大阪国際空港

大分空港

大阪国際空港

上昇中、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

17.

11月30日

日本貨物航空

ボーイング式747-400F型

NCA225

成田国際空港

上海(浦東)

成田国際空港

離陸後脚上げ操作を実施したが、右主脚が正常に格納されていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

18.

11月30日

全日本空輸

エアバス式A320-211型

ANA320

福岡空港

小松飛行場

小松飛行場

飛行中、機内の気圧の低下を示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請し飛行高度を約3,000メートルまで降下させた。その後航空交通管制上の優先権を取り消し着陸した。

 

注 :

自社の乗員訓練や機体の試験等を実施中に発生したもの、鳥衝突、被雷等によるものは含まない。

注2:

外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



●お問い合わせ先

国土交通省航空局安全部運航安全課  
 TEL 03-5253-8111 (内線50122)